2017年 フィジーの労働事情

2018年1月19日 講演録

フィジー労働組合会議(FTUC)
ジョラメ ボサ(Jolame Vosa)

全国工場・商業労働者組合 地域オルガナイザー

 

1.経済状況

 実質GDPの伸びは2016年に2.5%、2017年に3.9%、物価の伸びは2016年に3.9%、2017年に3.8%である。

2.労働情勢

 フィジーは、ILO87号条約を批准しており、労働法は整備されている。失業率は7.7%と高く(特に若者)、農村から都市への人の移動もあり、非正規雇用も増大している。最低賃金は2.68ドルと低く、FTUCは4ドルを目指している。組織化が最大課題であり、伝統的な方法として工場別の組織化、最近始めた手法としてコミュニティーオーガナイジング手法がある。組合員を維持する組織強化の努力も行っている。最近、空港で大規模な労働争議があったが、FTUCのバックアップもあり労働側が勝利している。

3.その他

 フィジーは、2016年に軍政から民政に移行したが、軍政時期に組合の集会等はできなかったが、今は出来るようになり組合にとってはポジティブな状況である。