活動報告 草の根支援

国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業 (SGRA)政労使代表者会議の開催

開催: 2024.02.08 2024.02.09
各国代表団と共に

参加組織

JILAF Tokyo (6名) JILAF Thailand(4名) JILAF Nepal(1名) JILAFコーディネーター(2名) 各国通訳(5名)
タイ政労使(3名) ネパール政労使(4名) ラオス政労使(3名) バングラデシュ政労使(2名) スリランカ政労使(3名)
カンボジア政労使(2名) 全労済協会(2名) 厚生労働省(3名) 在ラオス日本国大使館(2名)

内容

SGRA事業実施6ヵ国(タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス、スリランカ、カンボジア)の政労使代表がラオス・ヴィエンチャンに一堂に会し、今年度事業の成果・実績と課題や2024年度活動方針(案)を相互共有し、事業総体のさらなる発展に結実させました。

<1日目>

開会式では、ホスト国ラオスの政労使代表、主催者を代表してJILAF役員、在ラオス日本国大使館出席者が挨拶したのち、厚生労働省出席者、全労済協会出席者が挨拶をおこないました。

続いて、JILAF職員が2023年度までの各国のSGRA展開状況を共有しました。

全体共有を受けたのち、タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス、スリランカ、カンボジアの代表から、今年度事業の具体駅な成果と課題についての発表がありました。

また、全労済協会から「日本の労働者共済の歴史と現状、こくみん共済 coopの事例」について講義があり、各国の参加者から多くの質問が寄せられました。

<2日目>

各国の発表を受け、意見交換の時間を設け、活発な意見交換などにより、多国間におけるSGRAの意義・役割について考えさせられる機会となりました。その後、2022年度、2023年度に実施したAGRIプロジェクトについて、日本の農業専門家とZOOMで繋ぎ、ラオス農家とネパール労組役員から報告がありました。

また、JILAF職員から2024年度SGRA事業共通目標について、全体共有をおこないました。共通目標は次の通りです。

  1. 国内および国際的なSGRAネットワーク/協同組合/コミュニティ間で、優れた実践や課題を共有する。
  2. 政労使はSGRAネットワークの重要な推進役/推進組織として、キャパシティービルディングを継続する。
  3. 地域、社会、産業、そして国内におけるSGRA活動の意義と必要性を広く共有する。

最後に、JILAF役員、厚生労働省出席者、ラオスの労組から挨拶があり閉会となりました。

協力団体

厚生労働省 全労済協会

参加者の様子

  • トゥクトゥク運転手との交流
  • 会場の様子
  • 開会式の様子