ベトナム国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)の実施(1月期)

ライフサポートセミナー集合写真

国際労働財団(JILAF)は、日本国政府(厚生労働省)からの補助金事業として実施している「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」のため、1月20日(日)~23日(水)の日程でベトナムのハノイを訪問し、第3回普及中央推進委員会、第2回核人材養成セミナーとハノイのインフォーマルセクター労働者を対象としたライフサポートセミナーを開催しました。

1月21日に開催された第3回普及中央推進委員会では、2018年度パイロット事業の振り返りおよび今後の事業方針イメージに関する検討を行いました。この会議では、主な成果として、①ハノイにおけるライフサポートセミナー(生活・家計改善情報等の提供)を通じたインフォーマルセクター労働者36名(シクロ(三輪自転車タクシー)運転手))の新規組織化、②核人財養成セミナー(TOT)を通じた普及中央推進員およびハノイ普及作業委員の事業理解や当事者意識を持った運営――等が報告されました。また、今後の方針として、ハノイでの活動展開に加え、中部(日本国と結びつきが強いホイアンまたはダナン)での活動を展開することが確認されました。

同日、第2回核人材養成セミナーも開催されました。このセミナーでは、塚本全労済協会調査研究部課長を講師に迎え、①日本の労働者共済の変遷や基本精神、②公助・共助・自助の仕組みや自然災害共済などの相互扶助メニューなどを共有し、今後のベトナムでの協同組合の設立を後押ししました。

翌1月22日は、ハノイ普及作業委員(ハノイ市の政労使ならびに交通局や観光局代表で構成)が中心となりライフサポートセミナーが開催されました。ハノイ市ホエンキエム湖(ハノイの観光地の一つ)のシクロ運転手36名が参加しました。セミナーでは、①交通ルールの基本や外国人観光客との意思疎通、②社会保障、③日本の労働者共済の取り組み、④労働環境および権利保護に向けた取り組み等に関する講義が行われ、参加者は生活の改善に役立つ情報を得ました。

日程

月日内容
01月21日第3回普及中央推進委員会
第2回核人材養成セミナー
01月22日ライフサポートセミナー於ハノイ

参加者の様子

第3回普及中央推進委員の皆さん

第3回普及中央推進委員会開会の様子

核人材養成セミナーでの講義の様子

核人材養成セミナーで質問をする労働省代表

LSS交通安全について講義をする交通局代表

LSS質問をするシクロ運転手