ユーラシアチーム

ユーラシアチームが8月19日(日)~9月1日(土)の日程で来日しました

エネルギー問題や労組の課題を相互共有(電力総連)

 8月19日から9月1日の日程で、カザフスタン、ウクライナ、ウズベキスタンの3ヵ国より、計9名(うち女性3名)が来日しました。

 招へい各国は、石油や炭鉱、天然ガス等のエネルギー資源を保有する国々であるため、日本のエネルギー問題や地方・職場での労組の取組みに強い関心を抱き、電力総連や連合三重などとの意見交換、職場訪問などの際に、自国との相違点や共通点を見出しつつ積極的な質問や意見が多く出されました。

 同チームは、日本の労使関係や労働慣行について学ぶ労働関係の講義を受講した後、産別訪問として電力総連を訪問しました。また、地方連合会プログラム(連合三重)ではパナソニックライティンズシステムズ伊賀工場を視察し、おしごと広場みえ、三重県雇用経済部、三重県労福協との意見交換を行いました。

 労働事情を聴く会では、招へい各国から労働情勢やナショナルセンター及び産別が抱える課題等について報告を求めました。カザフスタンは、労働法改正と労働基本権の侵害およびナショナルセンターの取組みについて、ウクライナは、未払い賃金の問題と炭鉱労働者をはじめとした現場での安全衛生の問題について、ウズベキスタンは、インフォーマルセクター労働者と社会保障の問題について、それぞれ報告しました。

 最終日のアクションプラン策定のセッションでは、参加者から日本の労使関係や労使慣行、労働法制などを参考にした意欲的なアクションプランが示され、2週間のプログラムを無事に終了しました。

 なお、参加者からは、以下の感想が述べられました。

(1)プログラムは理論編と実践編で構成され、日本の労使関係等について体系的に学ぶことができた。ナショナルセンターで労組ハンドブックを策定中のため、JILAFのプログラム内容を盛り込みたい。<カザフスタン>
(2)商工会議所など経営者団体との協力関係を構築していきたい。今回の研修で様々なステークホルダーと社会対話をすることの大切さを学んだ。<ウクライナ>
(3)パナソニックライティングシステムズの生産現場で、工場長が労働者と同じユニフォームを着ていたことが印象的であった。出身元の炭鉱会社社長に、労働者と同じ目線で接することの大切さを伝えていきたい。<ウクライナ>
(4)出身の単組や地方組織の研修会において、JILAFで学んだことを報告するとともに、組合新聞などでも共有したい。<ウズベキスタン>

ユーラシアチーム参加者

カザフスタン労働組合連合(FPRK)

1.氏 名Mr. Bakytzhan Abdiraiym
 所 属カザフスタン労働組合連合(FPRK)
 役 職会長
 組合歴10年

カザフスタン労働組合連合(FPRK)

2.氏 名Mr. Yerzhan Yegemberdiyev
 所 属カザフスタン労働組合連合(FPRK)
 役 職法務・国際局長
 組合歴6年

カザフスタン労働組合連合(FPRK)

3.氏 名Ms. Yelena Krupko
 所 属東カザフスタン地域 教育・科学労働者組合
 役 職副会長
 組合歴12年

カザフスタン労働組合連合(FPRK)

4.氏 名Mr. Asset Kydyrmanov
 所 属カザフスタン労働組合連合(FPRK) アルマトイ市支部
 役 職会長
 組合歴8年

ウクライナ自由労働組合総連盟(KVPU)

5.氏 名Ms. Viktoriya Narynska
 所 属アジュール・エア・ウクライナ航空労働組合
 役 職委員長
 組合歴6年

ウクライナ自由労働組合総連盟(KVPU)

6.氏 名Mr. Vasyl Semkanych
 所 属Stepova(鉱業)労働組合
 役 職委員長
 組合歴10年

ウクライナ自由労働組合総連盟(KVPU)

7.氏 名Mr. Andrii Tkachenko
 所 属ウクライナ教育・サービス労働組合連合
 役 職副会長(国際担当)
 組合歴15年

ウズベキスタン労働組合連合(TUFU)

8.氏 名Mr. Kozim Ataboev
 所 属カシュカダリヤ地域労働組合
 役 職組織局長
 組合歴5年

ウズベキスタン労働組合連合(TUFU)

9.氏 名Ms. Gulnoza Toshpulatova
 所 属ウズベキスタン保険・医療労働者中央評議会
 役 職組織化担当(タシュケント市)
 組合歴15年

参加者の様子

日本のモノ作り現場を視察(パナソニックライティングシステムズ伊賀工場)

各国が抱える労働問題と労組の取り組みを報告(労働事情を聴く会)

最終日に修了証書とともに記念撮影