2005年 バルバドスの労働事情

2005年7月6日 講演録

バルバドス労働組合(BWU)
ショーン オルランド スコット

バルバドス労働組合 労働安全衛生担当

 

政治・経済は安定

 バルバドスの政治・経済は全般的には安定している。政治では、68年前の騒乱が発生して以来、民主的改革が行われ、現在では政治体制に対する脅威や不安はない。選挙は5年ごとに行われる。経済では、グローバル化が進展し、電気通信のセクターなどで規制緩和が行われるとともに、流通や電気通信、銀行業界などにおいては合併が行われている。失業率は約10%である。

政治運動

 バルバドス労働組合においても代表されている。個別のメンバーが政治運動に参加することはできるが、組合全体としては政党の政治運動には正式には参加をしていない。嘆願、ロビー活動といったことがCTUSABを通じて行われている。バルバドス労働者組合は、長年にわたって政府が運営する審議会に代表を送っている。例えば財政、労働、医療、観光などである。こういった場において労働者の声が反映されている。

労組の社会的パートナーシップの取り組み

 現在、労働組合は積極的に社会的パートナーシップに取り組んでいる。これは、政府、民間部門、バルバドス労働組合職員組合議会、CTUSABが署名した議定書を通じての社会的パートナーシップである。この議定書は自由な市場を支持している。つまり、民間部門が経済を運営し、政府は規制をし、それに対して労働組合がサポートするというものである。この国は、国民が26万人という小さい国である。