2010年 セネガルの労働事情

2010年2月19日 講演録

セネガル全国労働組合同盟(CNTS)
ンデイエ クーラ ソウ

セネガル地方自治体職員労働組合 書記長

 

1. 労働情勢(全般)

 セネガルは、この2年近く、全ての部門(民間部門と公共部門)で様々な問題を抱えている。この状況は世界的な経済危機によるものだが、組合からの要求が無視され、様々な不都合が生じている。

2. 労働組合が現在直面している課題

 全ての部門で問題を抱えているが、特に公共部門の問題が重要である。地方公共団体職員の身分規程に関する要求に取り組んでいる。健康衛生、身分登録、医療、初等教育、行政、墓地管理部門等が関係している。
 CNTSは64の組合を組織する最大のナショナルセンターであるが、団体交渉が大変困難な状況にある。
 政府の政策として、労働組合を弱体化させようとしており、特にCNTSをターゲットにしている。

3. 課題解決に向けた取り組み

 2008年に数回の交渉が行われ、所管大臣の固い約束を得たが、大臣が何回か交代したことにより、何も進展しなかった。
 現在は、関係大臣との交渉を進めている。また、議会にも働きかけるために、様々なストライキを計画し、実行してきた。これらの行動は、政府に私どもの労働組合を認知させることを目的としている。

4. ナショナルセンターと政府との関係

 CNTSとしては、正常な関係を維持しているが、内閣改造が常に誤解の原因となっている。政府と組合の交渉が開始されると、合意に達する前に当該大臣が解任されることになり、まとまらない状況である。