2001年 セネガルの労働事情

2001年6月27日 講演録

エル・ハジ・アマドゥ・サリフ・ゲイ
食品産業関連労働組合青年担当

 

CNTSの活動

 ここ2年ほど、セネガルの労働組合運動は非常に大きな問題を抱えています。特に、自由化、あるいは政府による民営化が極端に行われてきました。経済のグローバリゼーションによって、私たちの組織も大きな打撃を受けています。例を挙げると、私自身、今ここにいますが、政治的な状況の悪化の証として2000年8月以来、これまで2度逮捕されました。逮捕の理由は、CSTNでは以前かつての与党を支援していました。新しく別 の政党が政権についた結果、私どもの組織のみならず、すべての組織、単組のレベルでも私と同じような経験をする人が大変多くなりました。
 それから、労働者の購買力の低下があります。社会的な財産が偏在し、隠されてきました。そのために貧困が拡大し、失業が増大しました。私どもの労働組合組織の目的は、まず組合員の購買力の改善です。
 今年の組織の活動の主な目標は、以下のとおりです。(1)組合員の購買力の向上、(2)公衆衛生の向上、(3)社会保障システムの強化、(4)職場の安全衛生に関しての方策の強化、改善。(5)環境保護のための闘いです。
 これらの具体的な対策は、労使間の話し合いの場を設けて、その話し合いを充実させること、特に、団体交渉など私たちの要求事項について話し合いの場を設けることです。医療保険国民全国金庫の設立と、その事業の実施。家族手当及び年金の改善、向上。衛生委員会への労働者の積極的な参加を図ることであります。