2004年 カボヴェルデの労働事情

2004年2月18日 講演録

カボヴェルデ中央労働組合全国同盟(UNTC-CS)
ジュリア アルヴェス サントス

金融関連労働組合 中央執行委員
UNTC-CS 女性委員長

 

国内の状況

 ジュリア・アルヴェス・サントスと申しまして、カボヴェルデ金属関連労働組合の執行委員で、さらにカボヴェルデ中央労働組合全国同盟の女性委員会の議長をしています。
 まずカボヴェルデの社会、経済、政治の過去2、3年の状況をお話ししたいと思います。カボヴェルデの政治情勢は安定しています。通常政権の交代は混乱なく行われます。2004年のGDP成長の予測は5%台です。インフレは1.2%で、国内で消費される財の90%は外国からの輸入によります。貧困指数は36%です。社会是正委員会(CCS)が設置されており、その委員会ではさまざまなテーマ、例えば社会と労働、社会経済、賃金、価格などについて協議されています。この委員会は政労使の三者で構成されております。

UNTC-CSの活動方針

 カボヴェルデ中央労働組合全国同盟の目的は、カボヴェルデの労働者の生活水準と労働条件を改善することです。2004年に向けて当面の目的は、国の社会保障制度の改革、労働法の改正、財政の改革です。さらに職業訓練制度の改革も含まれます。組織内のレベルでは、メーデー記念社会センターという施設がありまして、その施設の修理、拡大を行って、組織の財政の自立化を図ることを重視しています。

UNTC-CSの具体的な活動

 今後の活動の目標は、国レベルの会合を開き、社会保障制度の改革、労働法の改正、財政改革などについての協議を行うこと、その協議に向けて専門的な調査を行うことです。メーデー記念社会センター施設の修理、拡大のために、またそこでの人材育成を実施するための融資を求めること、新たな機材、特にコンピューターなど教育用の材料などを確保することです。