2004年 マラウィの労働事情

2004年6月16日 講演録

マラウィ労働組合会議(MCTU)
ミリー カフカ

マラウィ通信労働組合 女性労働者委員会担当

 

 まず最初に、マラウィ通信労組は放送関係の労働者も含む産業別連盟であり、マラウィ労働組合会議(MCTU)に加盟しています。
 マラウィ通信労働組合はその設立以来、女性委員会の選挙が行われていません。そのため、女性を対象とする実質的な活動がなされていませんでした。そこで、女性連絡委員会を設置して、その連絡委員会が第1回目の選挙が行われるまで、女性問題の活動を代わりに行うことになりました。
 私の書記としての仕事ですが、組合が会議を開いたときには、その会議の議事録を事務局長に提出する仕事をしています。会議が開かれるときには、その会議の参加者に対し案内状を出す仕事もあります。私自身もその会議に出席します。
 通信労組に加盟している女性の数は非常に少ないのが現状です。女性連絡委員会は、通信労組に対して、各職場で女性の組合員を拡大する運動を大々的に展開するよう要求しています。女性の組合員を増やす運動が展開されている職場では、女性労働者に対して労働組合に加盟する利点を説得し、どうして組合で活動する必要があるのかという話をしています。
 また、私はこのマラウィ通信労働組合の支部の書記もしています。教育活動を展開し、女性が労働組合活動へ参加するよう働きかけを行っています。通信セクターで働いているアナウンサーやDJは、あまり労働組合活動を重視していないので、活動に参加することに関心が低いのが現状です。書記の仕事をしているのは私だけです。活発に労働組合活動に参加すると解雇されるのではないかという心配をしている労働者が多く、書記の仕事になかなかつきたがらないのが現状です。
 職場においていろいろな会合を開こうとしても、それに対して理解がなかなか得られません。経営者側が何か不祥事を起こした場合、あるいは、何か悪い行動を行った場合、労働者が経営者に対して意見を堂々と申し述べることに対しても、労働者の協力をなかなか得られないのが現状です。労働組合運動に関して、なかなか同僚の賛同が得られないという難しい状況にあります。
 マラウィ通信労働組合の中でも、労働組合というものが一体どういう意味を持っているのか、ということを理解してもらうのは難しいということもあります。従って労働組合の中で思うように会合が開けません。なぜそういう問題を抱えてしまうかというと、労働組合の活動は、専従の仕事ではく、会社の開いた時間をぬって活動しなければならないからです。