2011年 ルワンダの労働事情

2011年11月11日 講演録

ルワンダ中央労働組合(CESTRAR)
Mr. ホべス・ンクンディマナ

 

1. 労働事情(全般)

 ルワンダは最近、東アフリカ共同体に加盟したことから、国際基準に即した政策を現在策定中である。主な産業は農業、サービス業、観光業、商業である。世界銀行のDoing Business誌(2011年)によると、ルワンダは世界30位にランキングされている。アフリカ諸国の中では第3位にある。また、ルワンダ労働省は若者と女性の雇用を促進するという目的で6カ月間の研修制度を設けている。また、最低賃金の改善についても活動が行われている。職場における安全衛生管理についての指導も行なっている。例えば、防護服や手袋等の着用を現場で促進している。

2. 労働組合が現在直面している課題

(1) ルワンダにおいては、全国レベル及び産業・職業・地域レベルで、雇用市場の現況及び変化に関する情報を収集・分析し、官公庁・雇用主・労働者・求職者に体系的且つ迅速に提供するシステムが存在しない。
(2) 労働監督官の能力が不十分で、責務を果たせていない。
(3) インフォーマル部門で働く労働者に対する戦略的政策がない。

3. 課題解決に向けた取り組み

 雇用を促進する上で、政府が人材育成プログラムを専用の研修施設において実施している。研修後、すぐに雇用されるような職業斡旋プログラムもある。