ネパール・国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)の実施(7月)

 国際労働財団(JILAF)は2013年7月16~26日、ネパール・国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)のため、首都カトマンズおよび事業展開地域であるバクタプール郡とパルサ郡を訪問した。
 今回は6月に引き続き、生活改善・底上げや就労促進、互助制度確立などのためにネットワーク化したインフォーマルセクター労働者のうち、各郡約40人を対象に、生活向上に資する公的制度などの情報提供を行なうアドバンス・ライフサポートセミナー(Adv. LSS)と、今後中心的に事業を推進する人材を対象とした、トレーニング・オブ・トレーナーズ(TOT)を実施した。
 TOTでは、各郡20人のトレーナーを、①サハカリ(ネパールの協同組合)②SGRAショップ③セールスマネジメントの3班に分け、それぞれに講義を行なった。今後、トレーナーと各郡の作業委員会を中心にサハカリを設立し、市場調査などを経て、職業訓練修了生による製作商品の決定やその販売戦略などを検討したうえで、サハカリの持続的な運営を主眼に、次年度以降の販売開始をめざす。
 現在、バクタプール郡で縫製とニッティングの訓練を、パルサ郡では美容訓練を実施している。さらに8月以降は、パルサ郡で縫製訓練を、両郡でキャンドル訓練と生産活動を開始する。
なお、SGRA事業のより円滑な事業推進のため、これまで開設していたJILAFポカラ事務所を閉鎖し、新たに独立ネパール労働組合会議(NTUC-I)本部内に「カトマンズ連絡事務所」を設置した。今後、現地パートナーであるNTUC-Iとの協力をより一層強化し、事業を推進していく。

日程

月日内容
07月17日中央管理委員会
07月18日中央推進委員会・バクタプール郡作業委員会
07月19日バクタプール郡Adv. LSS、TOTセミナー
07月20日NTUC-I打合せ
07月21日パルサ郡作業委員会
07月22日パルサ郡Adv.LSS、TOTセミナー
07月23日パルサ郡職業訓練モニタリング
07月24日バクタプール郡職業訓練モニタリング

参加者の様子

バクタプール郡作業委員会のメンバー

バクタプール郡TOT(サハカリチーム)の様子

パルサ郡で美容訓練を受ける女性たち