2017年度日本教職員組合(JTU)支援事業「NTUC/JILAF非正規学校絵画コンクール」

バクタプールNTUC/JILAF非正規学校の子どもたち

2月5日、JTU支援事業「NTUC/JILAF非正規学校絵画コンクール」を開催した。

今年度は新たな3ヵ年教育の開始年度のため、昨年まで開催した「作文コンクール」から「絵画コンクール」に切り替え、9校の全生徒(450名)が「私の学校」、「私の村」、「私の友達」のいずれかのテーマで絵画を作成した。

ネパールの著名画家のラメッシュ・カナール氏を審査委員長に迎え、各校で最も優秀な作品を選出。優秀作品染筆生徒および保護者をカトマンズに招集し、絵画発表/表彰式を行なうと共に、市内視察(カトマンズ動物園等)を実施した。
 
コンクールでは、開会式にてラメッシュ・シン・タパ教育省非正規教育局長、齋藤副事務長、キラ・ナート・ダールNTUC会長およびスシラNTUC総合教育局長は、JTUの継続的支援に心から謝意を表すると共に、今年度で3回目を迎えた同イベントの意義、教育・人財育成・人への投資の重要性等に触れつつ次のとおり挨拶した。

ラメッシュ・シン・タパ局長は、児童労働の撲滅を主眼として四半世紀に亘り全国で運営されるNTUC/JILAF非正規学校の取り組みに賛辞を送るとともに、「教育省としても本日のコンクールの取り組みを参考にしたい。NTUC/JILAF非正規学校への可能な限りの協力を政府は惜しまない」と挨拶した。

次に、齋藤副事務長は、「教育は全ての人々が平等に享受すべき基本的権利であり、個人の運 命を切り拓くだけでなく、平和を支える礎ともなる。JILAFがNTUCと協同で運営する非正規学校の効果は次代のネパールの発展にとっても重要と認識している。その意味からも、支援を継続頂いているJTUにあらためて全体で感謝の意を表したい」と述べた。

最後にキラ・ナート・ダールNTUC会長およびスシラ総合教育局長は、貧困等に起因するネパールの厳しい教育環境や児童労働の実態などを披瀝しつつ、JTUならびにJILAFの継続的支援に全体を代表して謝辞を述べた。その上で、インドのモディ首相の生い立ち(幼少期に教育を受けられず、紅茶売りを続けながら独学で勉強)を紹介、「不断の努力で得意分野を伸ばしていくことこそが人生を切り開いていく」とし、優秀作品を描いた生徒たちの継続的な絵画染筆や学習を奨励した。

続いて、優秀生徒それぞれが絵画に込めた熱い想いを発表(報告冊子内で別途紹介)し、会場全体が感動に包まれた後、表彰セレモニー(スケッチブックおよび色鉛筆を贈呈)を経て本コンクールを閉会した。

尚、在ネパール日本国大使館から勝手専門調査委員の激励を受けた。
    

日程

月日内容
02月05日NTUC/JILAF非正規学校絵画コンクール