タイ・国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)の実施(4月期)

第1回拡大作業委員会集合写真

 国際労働財団(JILAF)は、日本国政府(厚生労働省)からの補助事業として実施している「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」の2017年度事業を始動するにあたり、4月22日(金)~27日(水)、バンコクを訪問し、今年度事業方針に基づく年間計画ならびに具体的活動内容等について検討・論議した。

 タイにおいては、現地の政・労・使(タイ労働省・ITUCタイ協議会・タイ使用者連盟)で構成される「中央推進委員会(PC;方針決定機関)」、活動推進体として位置付ける「中央作業委員会(中央WC)」、「北部作業委員会(NWC)」、「東北部作業委員会(KWC)」、ならびに「南部作業委員会(SWC)」を設置しており、バンコク、チェンマイ、コンケン、スラータニーの4地域で事業を展開している。

 今般開催した第1回中央推進委員会、および第1回拡大作業委員会では、2016年度事業の成果と課題等を振り返るとともに、2016年度ナショナルワークショップ(2017年1月21日)において確認した事業方針に基づく年間計画、および具体的活動内容等について集中的に検討・議論。2017年度事業の展開に向けた具体的活動等の確認を行なった。今年度、タイでは、①フェーズⅡとしてのより困難な状況下におかれたインフォーマルセクター労働者へのリーチ(障がい者、少数民族、スラム生活者、南部大洪水被災者、イスラム教コミュニティ他)、②SGRA協同組合「クレジットユニオン」を基底した事業の完全 自立・自律化とタイ全土への涵養、③政府等主体職能開発訓練へのネットワークメンバーの橋渡し「ブリッジング」強化、④使用者団体によるネットワークメンバーのフォーマル化に向けた就職・転職斡旋「ジョブ・フェア」、⑤政府との連携(社会保険第40条への加入勧奨含む)およびILOプロジェクトとの継続的協働等の活動を展開する。

 なお、各地作業委員会の委員が参加した第1回拡大作業委員会では、今年度の事業計画を論議・確認した他、ITUC-TC所属中央(バンコク)四組織(中央政府、使用者団体含む)/北部/東北部/南部作業委員会単位に分散し、今年度行動計画を策定・全体発表を行ない、齋藤副事務長および関口所長より適宜見解を付した(その後、参加者による相互論議有り)。

日程

月日内容
04月22日JILAFタイ事務所との協議
第1回中央推進委員会
04月23日第1回拡大作業委員会

参加者の様子

第1回中央推進委員会集合写真

第1回中央推進委員会で挨拶をする塩田事務長

活動計画の発表