JILAFタイ事務所による国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業タイ(SGRA)の実施(7月期)

 7月3日、タイ東北部サムットサーコン県にて、28人の、より困難な状況下におかれたインフォーマルセクター労働者(移民労働者他)を対象に今後のコミュニティ展開のためのライフサポートセミナー(LSS)を開催した。
 冒頭、マノップSERC(タイ国営企業労働連盟)副事務長および関口所長より、今次セミナーの目的と概要等を説明し、新ネットワークメンバーを歓迎した。なお、今次セミナーには、矢島元JETRO専門家他3名の日本人がオブザーバーとして参加した。
 セミナーでは、SERC役員による、(1)家計改善と貯蓄の必要性、(2)SGRA協同組合(相互扶助・貯蓄グループ)の設立、(3)社会保険第40条(インフォーマルセクター労働者向け)内容と加入手続き―等にかかる講義があり、その後、参加者は早速、SGRA協同組合設立に向けた行動計画を策定し、発表を行なった。
 移民労働者グループ代表のタラウィン氏からは、「日本国政府、JILAF、SERCに心より御礼申し上げたい。セミナー内容は、移民グループのメンバー(約5,000人)にも共有し、より困難な状況下におかれたインフォーマルセクター労働者の生活改善・底上げにつなげていきたい」とのコメントがあった。
 また、7月8日、タイ南部スラータニー県にて、既存ネットワークメンバーを対象としたSGRA協同組合(クレジットユニオン)最終登記に向けたフォローアップセミナーを開催した。今次セミナーには、111名のインフォーマルセクター労働者が参加し、スラータニー作業委員会が中心となって開催された。
 セミナーでは、スラータニーSGRA協同組合(クレジットユニオン)にかかる、(1)最終登記プロセス、(2)名称、(3)規程、(4)役員選任―等の協議を行なった(登記完了:2016年8月を予定)。

日程

月日内容
07月03日タイ東北部サムットサーコン県にて、ライフサポートセミナー(LSS)を開催
07月04日7月8日、タイ南部スラータニー県にて、フォローアップセミナーを開催

参加者の様子

互助基金設立について、SERCマノップ副事務長のレクチャー

タラウィン移民労働者グループ代表の挨拶

セミナーの様子

ガイソン郡LSSの様子

ガイソン郡有機野菜栽培農園訪問

サイブリー郡LSSの様子