ラオス・国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業の実施(3月)

 国際労働財団(JILAF)は、日本国政府(厚生労働省)の補助事業として実施している「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」のため、3月7日(月)~14日(月)、サワンナケートを訪問し、ネットワークメンバーの生活改善・底上げの一環として、ラオス政府等主催職能開発訓練への橋渡し(「ブリッジング」)や既存ネットワークメンバーのフォローアップなどを行った。
 さらに、次年度事業拡大予定地域であるチャンパサック県を訪問し、事業開始に向けた協議を現地政労使と行った他、当該地域のインフォーマルセクター労働者の現状にかかる現地調査を実施した。
 サワンナケートにおいては、サトウキビ栽培労働者40人を対象とした有機農法にかかるセミナーを実施した。参加者は、①化学肥料購入不要に伴うサトウキビ栽培コストの削減、②有機栽培による品質および収穫高向上、③将来的な他の作物への転用(有機化)―――などのポイントを確認した。また、参加者は、サトウキビ農家代表の畑を視察、実際の経験に基づく有機肥料の使用方法や効果についても学んだ。
 一方、次年度の円滑な事業始動に向け訪問したチャンパサックでは、現地政労使同席のもと、第1回準備委員会を実施した。冒頭、ウンカムLFTU労働保護局総合局長は、ラオスにおけるインフォーマルセクター労働者の現状と課題にかかる説明を行った後、JILAFから今後の活動方針(案)を提案した。
 これを受け、次年度組織化予定のインフォーマルセクター労働者の対象職種に関する協議が行われ、珈琲農家(珈琲価格下落などに伴い生活が不安定)を主なターゲットとすることを確認し、準備委員会を終了した。

日程

月日内容
03月28日チャンパサック第1回準備委員会
03月29日サトウキビ栽培労働者対象セミナー

参加者の様子

サトウキビ栽培労働者対象セミナーの様子

チャンパサック第1回準備委員会の様子

珈琲農家でのヒアリング