活動報告 労使関係開発

バングラデシュ・ベトナムチーム

開催: 2024.07.23 2024.08.01
JILAF講義で労働安全衛生について発言する被招へい者
開催地:東京・千葉・富山(日本)

出席者

  • バングラデシュ・サンジュクタ組合連盟(BSSF) 1名
  • バングラデシュ自由労働組合連盟(BMSF)      1名
  • バングラデシュ民族主義労働組合連合 (BJSD)    1名
  • 労働組合連盟(JSL)               1名
  • バングラデシュ労働連盟(BLF)                             1名
  • バングラデシュ自由労働組合会議(BFTUC)    1名
  • ベトナム労働総同盟(VGCL)                       6名

活動内容

7月16日(オンライン対応)、7月23日から8月1日(来日対応)の日程で、バングラデシュ、ベトナムの2ヵ国計12名(うち女性5名)がインビテーションプログラムに参加しました。

オンライン対応では、JILAF事業、連合の概要などについて説明を行いました。

来日対応では、東京や千葉で、JILAF役職員、連合、厚生労働省、産業別労働組合、日本生産性本部、使用者団体、労働者福祉団体から講義を受けました。
国際シンポジウムⅠでは「ビジネスと人権 -責任あるサプライチェーン -すべてのステークホルダーとの対話が、求められる企業行動への第一歩。いまなすべきことを考える!-」と題し、日本、バングラデシュ、ベトナムの労使がディスカッションを実施しました。
また、富山県へ訪れ、連合富山やポリテクセンター富山、富山の企業別労働組合、地方自治体と意見交換を実施しました。

参加者意見

  • 労働者に労働組合の役割、組合員になるメリットを広め、組織化に繋げる。また、組織化を通して、正規労働者、非正規労働者の格差改善を実現したい。
  • 生活水準の低い美容師の生活水準向上のため、共済・雇用保険の導入に尽力する。
  • 日本の建設的な労使関係を学び、その労使関係を自国に広げていく。具体的には、現在関係が希薄になっているステークホルダー(使用者団体、政府)とまずは議論する場を労働組合として整える。
  • 自国でも日本の春闘に似た活動を実施し、賃上げ・福利厚生の充実・安全意識の向上を実現する。
  • 自国の日系企業の組合員に、日本で学んだ建設的な労使関係について講義を実施する。
  • 男性の育児休暇制度の延長や、女性も働き続けられる雇用制度の導入を政府に提言する。

今回ご協力いただいた関連機関一覧

厚生労働省 日本労働組合総連合会 日本郵政グループ労働組合
市川南郵便局 日本労働組合総連合会富山連合会 ポリテクセンター富山
立山科学グループ 富山県庁 日本生産性本部
日本経済団体連合会 全労済協会

皆さまどうもありがとうございました。

参加者の様子

  • 市川郵便局訪問
  • 連合富山との意見交換
  • 富山県庁訪問で発言する被招へい者
  • ポリテクセンター富山訪問