ナショナルセンター(NC)カナダ労働会議(CLC)

組織名 カナダ労働会議
Canadian Labour Congress(CLC)
住所 2841 Riverside Drive, Ottawa, Ontaroi K1V 8X7 CANADA
電話番号 (613)-521-3400
FAX番号 (613)-521-8949
メールアドレス president@cls-ctc.ca
ホームページ http://canadianlabour.ca
役員名 会 長: Ms. Bea Bruske(2021年大会で初選出、2023年大会で再選)(女性会長としては2人目)
財務書記長: Ms. Lily Chang(2021大会で選出)*初めて東アジア系カナダ人がCLC財務書記長に就任。
組合員数 約330万人
執行委員数 18人(女性:5人)
加盟組織 12(federation of labour),52組合
111 district labour councils
地方組織数 5地域事務所(regional office)
主要加盟産別業種 ①公務 ②自動車 ③鉄鋼 ④製紙 ⑤石油 ⑥食品 ⑦航空宇宙産業 ⑧運輸
加盟国際組織 国際労働組合総連合(ITUC)
ITUC米州地域組織(ITUC-TUCA)
経済協力開発機構・労働組合諮問委員会(OECD-TUAC)
大会情報 3年に1回開催

前々回:2021年(Covid-19のため、オンライン開催)
前回:2023年5月
次回:2026年5月

主要課題・活動方針 1)より良い賃金と福利厚生
2)職場の安全衛生
3)貿易と国際的課題
4)退職後の安定(年金)
5)社会正義と民主主義
6)ジェンダー平等
7)差別の終焉
8)職、経済、環境
略史 1956年 CLCは、カナダ産業労働会議(TLCC)とカナダ労働組合会議(CCL)が合併して結成された。組織労働者の58%、220万人を結集。

1873年トロントの労働組合会議の呼びかけで結成されたカナダ労働組合(CLU)が、1892年にTLCCと改称。他方、CCLは、1927年に建設・金属労働者を中心に結成された。TLCCは主として職業別組合を、CCLは主として産業別組合を代表していた。発足当初は、アメリカに本拠をおく北米組織加盟組合の組合員が多数を占めた。1985年にカナダ自動車労組(CAW)が、全米自動車労組(UAW)から分離独立した。

加盟3大労組は、カナダ公務員労組(CUPE)、全国地方公務員労組(NUPGE)とカナダ労務員労組(PSA)である。

CLCは、先進国のほとんどのナショナルセンターが1980年代から90年代にかけて組織人員の減少を被っているのに対し、結成以来、組織人員を維持、または増やしている。

2014年5月、第27回大会時の組織人員 約330万人。

同国の主な進出日系企業
日本製紙 花王 アルパイン など
同国の日系企業拠点数 953(外務省「海外在留邦人数調査統計」日系企業拠点数 2021年10月1日現在)
JILAFとの関係 (1)最近の招聘者実績

1990年以来8人(男性1人、女性7人)を招聘。

2008年(1人)2006年(1人)2005年(2人)

(2)最近の現地支援プロジェクト

備考 ・カナダの労働組合はアメリカ合衆国に拠点を持つ産別組織を通じCLCに加盟しているケースが少なくない。アメリカの産別名称に入っているInternationalはカナダの組合も代表していることを意味する。

参考

カナダのILO条約批准
[1]批准条約総数 38条約
[2]中核的労働基準 結社の自由及び団体交渉 第87号 第98号
強制労働の禁止 第29号 第105号
児童労働の実効的な廃止 第138号 第182号
雇用及び職業における差別の排除 第100号 第111号
安全で健康的な労働環境 第155号 第187号

が批准済)