欧州労働組合連盟(ETUC)

組織名 欧州労働組合連盟
European Trade Union Confederation(ETUC)
住所 International Trade Union House
5 Boulevard Roi Albert Ⅱ
B-1210 Bruxelles
BELGIQUE
電話番号 +32-(0)475-601501
FAX番号
メールアドレス etuc@etuc.org
ホームページ https://www.etuc.org/
役員名 会 長:Mr. Laurent Berger (フランス,CFDT書記長)
書 記 長: Ms. Esther Lynch(アイルランド出身)(2022年12月選出)
加盟組織 ・41カ国、93組織+10のヨーロッパ産業別組織、約4,500万人

・退職者・高齢者欧州連合(EFREP)はETUCの会員として,専門職監督職欧州協議会(EUROCADRES)は準会員(associated)として,労組地域協議会(IRTUCs)はETUCのなかで活動している。

地方組織数
主要加盟産別業種
大会情報 4年に1回開催

前回:(第14回)2019年5月(オーストリア・ウイーン)
次回:2023年5月(ドイツ・ベルリン)(50周年記念大会)

主要課題・活動方針 第14回大会で「ETUC行動計画2019-2023」を採択。

・ヨーロッパと民主主義の将来-社会対話、職場の民主主義=欧州従業員代表委員会
・マクロ経済政策と経済ガバナンス
・団体交渉と賃金引上げ―労働法、安全衛生、人権組合権、ジェンダー平等
・エネルギーと持続可能な開発-デジタル化とプラットフォーム経済
・その他

略史 1973年 結成
ヨーロッパ統合の過程で勤労者の利益を促進し、EC(現EU)の様々な機関に勤労者を代表していくために設立された。世界的な労働組合組織(当時のICFTU、WCL、WFTU)への加盟関係にかかわらず、ヨーロッパのすべてのナショナルセンターが加盟対象組織となった。したがって、ETUCはITUCなどのヨーロッパ地域組織ではなく、ITUCとは友好関係にありながらも独立した組織として機能している。

欧州通貨であるユーロ、ヨーロッパ憲法、またEU法の日常生活に拡大する影響などヨーロッパ統合の過程は、労働組合が活動する環境を変えてきた国内レベルで労働組合員を擁護し、代わって効果的に交渉を行うために、ヨーロッパ全体で活動と政策を調整しなければならない。広く経済や社会に影響を与えるために、労働者はヨーロッパレベルで単一の声で話し、集団的に行動する必要がある。それがETUCが取り上げた挑戦である。
ETUCの目的は全市民の幸福を守護する強力な社会的側面を持ったEUを設立することである。団結したヨーロッパの労働組合運動を築き上げるために、ETUCには既に、2004年5月の拡大EUの前に、中東欧諸国の数多くの新規の組織が加盟した。

ETUCは、欧州連合(EU), 欧州評議会(Council of Europe), 欧州自由貿易連合(EFTA)から社会的パートナーの一団体として承認されている。

日本加盟組織