2月11日~12日に、SGRA事業実施6ヵ国(タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス、スリランカ、カンボジア)の政労使代表がタイの首都のバンコクに集まり、今年度事業の成果・実績と課題や2026年度活動方針案を相互共有し、事業総体のさらなる発展に結実させました。また、今年は新規対象国のパキスタンの政労使代表からも参加いただきました。
開会式では、ホスト国タイの政労使代表、主催者を代表してJILAF理事長、新規対象国のパキスタン政府代表、在タイ日本国大使館、厚生労働省、ILOアジア太平洋地域事務所が挨拶を行いました。 続いて、JILAF及び各国による今年度事業の具体駅な成果についての発表があり、皆で積極的に意見交換会をしました。その中、職業訓練の収入化、SGRA協同組合によるビジネス展開、社会保険制度普及の取り組み、相互扶助制度の生活セフティーネットプログラムについて共有されました。また、事業の自立・自走化に向けてJILAF及びタイ・クレジットユニオン協同組合連盟から好事例の紹介がありました。 2日目に、連合から「JILAF-SGRAの取り組みと建設的労使関係」とこくみん共済COOPから「日本の労働者共済の歴史と現状」について講義がありました。 そして、各国から2026年度SGRA事業計画の発表をいただいた後、皆で次の共通目標を確認いたしました。 インフォーマルセクター労働者の組織化を継続しつつ、人材育成に取り組んでSGRA協同組合を自走化させる。 インフォーマルセクター労働者に金融リテラシーや企業者スキルを提供し、生活や収入の安定化を支援する。 SGRAの考え方を国内に展開する。 閉会に当たって、JILAF役員、厚生労働省、タイの労働組合代表から挨拶がありました。 最後に、皆でバンコク都内に職業訓練やスラム地域を視察し、SGRAネットワークメンバーと意見交換をしました。 最後に、皆でバンコク近郊の事業地や職業訓練施設などを訪れ、SGRAネットワークメンバーと意見交換をしました。 参加者の声 政府の認証をもらえる職業訓練(ネパール、バングラデシュ、スリランカ)は就労につながるから大変有利だと考える。 インフォーマルセクター労働者が加入できる社会保険制度があるものの、収入が不安定で保険料を払う余裕がため、加入できない場合がある。家計改善支援が必要となった。(カンボジア) 協同組合/相互扶助グループのサービス(福利厚生)をより安定化させることによって未加入のメンバーを引き寄せたい。(ネパール、ラオス)