インド・スリランカチーム
開催地:東京、山梨(日本)
出席者
インド労働者連盟(HMS)2名
インド労働組合(BMS)2名
インド全国労働組合会議(INTUC)2名
セイロン労働者会議(CWC)3名
スリランカ・ニダハス・セワカ・サンガマヤ(SLNSS)3名
活動内容
6月24日(オンライン対応)および7月1日~7月10日(来日対応)の日程で、インド、スリランカの2ヵ国計12名(うち女性5名)が招へいプログラムに参加しました。オンライン対応では、JILAF事業の概要説明を行いました。
来日対応では、東京都において、JILAF役職員、連合、厚生労働省、産業別労働組合、日本生産性本部、経団連、労働者福祉団体から講義を受けました。
また、地方連合プログラムでは、山梨県へ訪問し、連合山梨、山梨ポリテクセンター、山梨労働局、地方自治体と意見交換を実施しました。
さらに、今回のチームはプログラム内にて国際シンポジウムⅠを開催しました。シンポジウムでは「ビジネスと人権-責任あるサプライチェーン-」をテーマに、日本、インド、スリランカの労使が議論を交わし、サプライチェーン上流での人権課題や労使の役割について意見交換を行いました。詳細は国際シンポジウムⅠの報告記事をご覧ください。
参加者意見
日本の労使関係や生産性運動の経験をフィードバックし、サプライチェーンでの人権課題にも取り組みたい。
インフォーマル労働者を対象に労働法の啓発や職場改善キャンペーンを行い、共済制度を試験導入して福祉を充実させたい。
ジェンダー不平等を経営者に訴えるとともに、インフォーマルセクターの女性労働者に教育の機会を提供し、権利意識の向上を促進したい。
日本で学んだ知見を自組織の役員だけではなく草の根レベルの労働者にも広く共有し、インド全土の10億人規模の労働者に情報発信したい。
労働者のための保険制度を創設し、連合山梨の取り組みを参考に、ワークショップを実施して自組織の活動を発展させたい。
スリランカにおける経済危機後の再建に向け、生産性向上の会議体を設け、組合と経営者の協力体制を促進し2027年にその進捗を再検証したい。
今回ご協力いただいた関連機関一覧
| 厚生労働省 | 日本労働組合総連合会 | 損害保険労働組合連合会 | |
| 日本労働組合総連合会 山梨県連合会 | 山梨職業能力開発促進センター(ポリテクセンター山梨) | 山梨労働局 | |
| 日本生産性本部 | 日本経済団体連合会 | 全国労働金庫協会 | |
皆さまどうもありがとうございました。




