ターク県カレン族貯蓄基金グループのフォローアップ
開催:
2025.10.18
~
2025.10.18
ターク県
参加者
CULT:1名
現地NGO:1名
グループ:37名
計:39名(JILAF役職員含む)
内容
10月18日、CULTはSGRA事業の一環として、ターク県メーラマート郡ナムディップボンワーン村にあるカレン族貯蓄基金グループを訪問し、現状のフォローアップおよび今後のグループ強化に向けた意見交換を行いました。当日は、グループメンバー37名が参加しました。
現在、同グループのメンバー数は設立当初の27名から40名へと増加しており、貯蓄総額は約10万バーツに達していることが確認されました。
会議では、収益拡大策の一つとして、生協(協同組合)的な事業の導入についてグループから提案がありました。一方で、多くのメンバーがタイ国籍を有していないことから、正式な協同組合としての登録が困難であるという課題も指摘されました。それにもかかわらず、グループとしては、生協の仕組みを取り入れた事業を実施したいという強い意向が示されました。
CULTからは、将来的な融資の可能性についても言及がありましたが、同グループは設立から間もない段階にあるため、まずは貯蓄基金の運営および管理体制を安定させることを優先し、その上で検討していくことが確認されました。
最後に、グループとしては今後、生協的事業の導入を目指していく考えを改めて表明し、CULTおよび関係機関が引き続きフォローアップを行っていくことを確認した上で、会議を終了しました。



