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バンス副大統領が更なる連邦公務員の解雇を警告

2025.10.27掲載

10月12日のワシントン・ポストと14日のUPIニュースなどが「議会における予算審議の膠着で政府機関の閉鎖が14日を数え、750,000名の連邦公務員がレイオフされる中、バンス副大統領は更なる解雇人員の拡大を警告」と報じた。

こうした中で副大統領は「政府は軍隊への給与支給、低所得者への食糧支援などは継続しつつも、4,000名以上を追加解雇する。スミソニアン美術館、各種調査機関、国立動物園の閉鎖も継続する。民主党は極めて難しいカードを切っている」と述べた。

政府機関の閉鎖は民主党がつなぎ予算の承認を拒否し、国民健康保険への補助継続を要求したことで10月1日から始まったが、政府は交渉には応じるとしながら、政府機関の業務再開が優先だとしている。しかし現状は相互非難に終始しており、民主党下院院内総務は「共和党は上院、下院ともに多数を占めているが、マイウエイ、ハイウエイーと行かないのは不幸なことだ」と皮肉る。これに対し共和党の下院議長は「民主党は政府機関閉鎖の痛みを気にしないようだ。党派対立を助長してマルクス主義を育成し、トランプ政権に対抗させようとしている」と反論しつつ、民主党に譲る気配、公務員削減を停止する気配はない。

以上