チャンパサック県でのコーヒー農家グループ視察と貯蓄グループとの意見交換会
開催:
2025.06.10
~
2025.06.10
チャンパサック県
参加者
- コーヒー
LFTU:6名、南部農業センター:2名、コーヒー栽培グループ:5名
計16名(JILAF含)
- 貯蓄
LFTU:4名、コーヒー栽培グループ:1名、貯蓄グループ:1名
計9名(JILAF含)
内容
2025年6月10日にラオスのチャンパサック県にあるコーヒー農家グループを対象としたセミナーと各農家で植樹と視察を行いました。
中央、県、ラオス労働組合連盟(LFTU)も参加し、南部農業センターの職員とともに、コーヒーを栽培していく中での注意点や将来のマーケット等について意見交換を行いました。
JILAFからは、SGRAの理念に基づき今後自立に向けた民間との連携の重要性などを伝えました。日光ケミカルズ株式会社様より支援頂いた、カトゥーラ種のコーヒーの苗5,000本を5組の農家で分配するための苗数など詳細を確認、受け渡しを行いました。その後、各農家の農園を訪問し、植樹状況や圃場の環境を確認するとともに、各メンバーとの定期的なフォローアップを行っていくことを確認しました。
また、以前植えたカトゥーラ種の成長状況も見て回り、農家ごとにばらつきはあるものの全体としては順調に育っている様子でした。
その後、同県の貯蓄基金の代表と役員から現状の報告を受けました。2025年現在、337名の会員がおり、設立から5年目の今年で約1,500万円の貯蓄ができているという報告がありました。厳格な管理体制のもとで運用されており、この基金が今後コーヒー栽培の助けにもなることを期待する旨を伝えました。