活動報告 草の根支援

2024年度 SGRAカンボジア 第1回中央推進委員会の開催

開催: 2024.05.18 2024.05.20
カンボジア(プノンペン)

参加者

  • CLC(カンボジア労働総連合) Chhiev Sarat代表  含む3名
  • CCTU(カンボジア労働組合連盟) Tep Kimvannary会長 含む3名
  • CCU(カンボジア労働組合連合)    Long Rim 会長代行 含む4名
  • MLVT (労働職業訓練省)国務次官 含む6名
  • CAMFEBA(使用者団体) 1 名

合計13名(JILAF含む)

内容

5月20日に、カンボジアSGRA事業第1回中央推進委員会を開催しました。相原理事長は挨拶で、3つの共通目標を再確認し、関係者へのキャパシティービルディングを通じてインフォーマルセクター労働者のフォーマル化及び事業の持続性につながることを強調しました。

カンボジアSGRAの今年度の計画として、政労使との連携でインフォーマルセクター労働者の社会保険普及、農家に対するAGRIプロジェクトを通した栽培スキル、販売スキル強化、作業委員やネットワーク代表に対してソフトスキルトレーニングを行うことを確認しました。

なお、この委員会の前日(5月19日)には、ITUC-CCの加盟組織のひとつであるCLC(カンボジア労働総連合)大会が開催され、これに相原理事長が出席し、挨拶でJILAFの設立目的とこれまでの活動、特にSGRAプロジェクトの重要性について述べました。同日、役員選挙が行われ、コン・アティット氏が新しい会長に選ばれました。

参加者からの声

  • (MLVT) 能力開発の重要性を理解しており、キャパシティビルディングの推進や職業訓練の継続的な支援を重視し、生活の安定も支援も必要である。
  • (CCU) 労働者の運動に制限がかかっており、国家がダブルスタンダードを使用している問題もあった。
  • (CAMFEBA) SGRAの活動の重要性を広めるとともに、更なる持続可能性を高めるため継続的な活動が必要だ。

協力団体

ITUC-CC
(国際労働組合総連合・カンボジア協議会)
MLVT
(カンボジア政府 労働・職業訓練省)
CAMFEBA
(カンボジア使用者協会)

参加者の様子