2024年度ラオスSGRA 第1回拡大作業委員会の開催
開催:
2024.05.08
~
2024.05.08
ラオス(ビエンチャン)
参加者
LFTU中央 (4名) |
LFTU地方支部 (8名) |
LNCCI (7名) |
MLSW (7名) |
labour group (9名) |
|
合計40名(JILAF含む) |
内容
委員会では、各地域での活動が報告され、このうちウドムサイ県のゴム農家グループのゴム採取職業訓練の報告や、サワンナケート県の農業プロジェクト、チャンパサック県のコーヒーグループで新しい品種(カトゥーラ)の栽培によって収入向上が実現したことの報告がされました。
その一方で、ウドムサイ県の葛鞄グループやルワンナムター県のハンディクラフトグループ等では、マーケティングに課題があり十分な収入向上ができてないグループもあることが報告され、今後マーケティングを強化していくことが確認されました。
JILAFからは、本年2月に開催した政労使代表者会議における3つの共通目標の共有があり、経済が悪化し、通貨価値の低下や労働者の他国流出等の問題を解決するためにも、SGRAの重要性についての認識を共有し、3つの共通目標に繋がる活動として、タイとラオスの資格を相互承認できる職業訓練や、ゴム農家グループ(カムワン県とウドムサイ県等)の交流事業、社会保険に関する全国もしくは複数国規模での事業などを、今年度中に実現できるよう計画することが確認されました。
また、ILOとの協働事業を活用した自立的な活動を進め、ファシリテーターを育成するための活動への提案もされました。
最後に、JILAFもプロジェクトを全面的に支援していくことを参加者と共有し、閉会しました。