【ご案内】JILAF主催 2025年度国際シンポジウムⅡ「ビジネスと人権 ― サプライチェーンにおける責任ある企業行動」
~持続可能で人権が尊重されるサプライチェーン構築に向けて~
「責任あるサプライチェーン」は、ビジネス分野で注目されている主要なトレンドの一つであり、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づいて制度化が進められています。さらに、SDGsの普及に伴い、サプライチェーン全体で人々の権利が尊重されることを目指した政策や取り組みも拡大しています。
一方で、米国をはじめとした最近の対外貿易政策の変化によって、多国籍企業などの買い手企業は調達・生産体制の再編を余儀なくされています。その結果、雇用喪失やアウトソーシング、利益優先の経営方針がもたらす職場環境への影響などが生じています。
本シンポジウムでは、専門家を招き、サプライチェーンにおける責任ある企業行動や、労働組合の役割・課題についての講演をいただきます。また、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、ドイツなど、最終消費市場に近く、多国籍企業の拠点も多い国々の労使代表から、直面している課題とその対応について共有していただきます。パネルディスカッションでは、人権が尊重されるサプライチェーンを持続していくための責任ある企業行動と労働組合の役割について、昨年の先進国シンポジウムで示された課題のその後の変化や取り組みを踏まえながら議論し、日本としてどのように行動すべきかについてのヒントを得られればと考えます。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
開催日時
2025年12月3日(水) 13:30~16:20
場所
ベルサール神田3F Room1,2, (東京都千代田区神田美土代町7)
※ 千代田線新御茶ノ水駅/丸の内線淡路町駅/都営新宿線小川町駅
※ ご来場・オンライン配信併用
お申込み方法
参加フォームからお申込みください。
※ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
※上記参加フォームからのお申込みについてのご質問等につきましては、下記、「お問い合わせ」までご連絡ください。
お申し込み締め切り
2025年11月25日(火)
参加費
無料
内容
1.課題提起/基調講演(有識者)
2.関係各主体からの報告
ACTU/オーストラリア労働組合評議会:(調整中)
DGB/ドイツ労働総同盟: Ms. Miriam-Lena Hom
SNTUC/シンガポール全国労働組合会議: Mr. Nur Azarudin Putra Mohamed Jufri
AFL-CIO/アメリカ労働総同盟・産別会議: Mr. Matthew Dyke Nicholson
シンガポール/経営者団体:調整中
3.パネルディスカッション
テーマ「人権が尊重されるサプライチェーンを持続していくための先進国における責任ある企業行動と労働組合の役割」
主催
公益財団法人 国際労働財団(JILAF)
お問い合わせ
公益財団法人 国際労働財団(JILAF)労使関係開発・草の根支援グループ E-MAIL:labourrelations@jilaf.or.jp
