国際労働財団(JILAF)とベトナム労働総同盟(VGCL)の共催で「労使関係・生産性セミナー」を3月1~4日、ベトナム・ハノイで開き、26人が参加した。
このセミナーはJILAFの新事業として、プログラムおよび教材開発するためのパイロットセミナーであり、4日間でCSRおよび生産性運動(5S改善)、団体交渉について包括的に学ぶパッケージプログラムである。
プログラムでは「現地の労働組合役員が自ら労使関係と生産性セミナーを実施できるトレーナーを育成すること」を目的としている。しかし。今回はパイロット事業であるため、地域別産業別労働組合の役員やナショナルセンターの関連部門担当者を対象に、今後の参加者を選定する側にプログラムを理解してもらうことを主眼として行われた。
セミナーでは、[1]CSR、国際的基準に関する導入、[2]生産性5S改善、日本の経験、[3]実際に職場を訪問しての5Sパトロール」、経営側も参加しての職場の改善提案、[4]実際の団体交渉を想定して模擬団体交渉――等を行った。
最後に参加者から「今回の経験を活かし、職場での生産性改善のセミナーを実施したい」等の感想が聞かれた。
月日 | 内容 | |
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03月01日 | 火 | 労使関係・生産性セミナー(1日目) |
03月02日 | 水 | 労使関係・生産性セミナー(2日目) |
03月03日 | 木 | 労使関係・生産性セミナー(3日目) |
03月04日 | 金 | 労使関係・生産性セミナー(4日目) |