国際労働財団(JILAF)は、ベトナム労働総同盟(VGCL)と共催で「労使関係・生産性セミナー(PROGRESS)」を10月26~29日、ベトナム・クアンニン省で開き、労働組合指導者31人が参加した。
このセミナーは、生産性向上運動(5Sおよびカイゼン)を通じて労使交渉を推進し、建設的な労使関係を確立することを目的としており、受講生は、プログラムで学んだ知識や経験を、職場で普及させるインストラクターになることを期待されている。
4日間のセミナーは、(1)労働組合の役割と挑戦(2)労働基準と建設的な労使関係(3)生産性運動と労働組合(4)労使協議と団体交渉を基本に構成。
参加者からは「5Sパトロールや模擬団体交渉等、実践的で理解しやすいセミナーだった。ぜひ職場でも広めたい」、「生産性向上が、経営者だけでなく、労働者にとっても大きな利益をもたらすものであると理解できた。経営者と共に5Sや改善に取り組みたい」との声が聞かれた。
月日 | 内容 | |
---|---|---|
10月26日 | 土 | セミナー1日目 |
10月27日 | 日 | セミナー2日目 |
10月28日 | 月 | セミナー3日目 |
10月29日 | 火 | セミナー4日目 |