国際労働財団(JILAF)は、日本国政府(厚生労働省)からの補助金事業として実施している「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」のため、10月8日(月)~11日(木)の日程でベトナムの首都ハノイを訪問し、第2回普及中央推進委員会(構成:中央政労使、ILO、通称:Dissemination Promotion Committee/DPC)と事業地域であるハノイの普及作業委員(構成:ハノイ政労使)を召集した第1回核人材養成セミナーを開催しました。
10月9日に行われた第2回普及中央推進委員会では、事業地域2ヵ所(ハノイ、ドムタップ)での具体的な活動案や、生活の改善に役立つ情報を記載したツールキットの作成について、政労使・ILOの皆さんと協議をしました。
翌10月10日には、第1回核人材養成セミナーを開催し、ハノイ普及作業委員他16名が参加しました。このセミナーで、作業委員はSGRA事業の概要や、ベトナムにおけるインフォーマルセクター労働者の現状や課題についての理解を深めました。また、同セミナーには、ラオスのSGRA事業の主要メンバーであるウンカムLFTU(ラオス労働組合連盟)総合労働保護福祉局長とインペンLFTU国際局長にも講師として参加頂き、ラオスでの取り組みや各活動の展開ノウハウについて共有がありました。これらをふまえ、作業委員は、ハノイでの活動についての具体的な活動計画(同地のシクロ運転手を組織化等)を策定し、セミナーを終えました。
月日 | 内容 | |
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10月08日 | 月 | 第2回普及中央推進委員会 |
10月09日 | 火 | 第1回核人材養成セミナー |