国際労働財団(JILAF)とモンゴル労働組合連盟(CMTU)の共催で「労使関係・生産性セミナー」を9月7~10日、モンゴル・ウランバートルで開き、32人が参加した。
このセミナーは、JILAFの新事業として、プログラムと教材を開発するためのパイロットセミナーであり、4日間でCSRおよび生産性運動(5S改善)、団体交渉について包括的に学ぶパッケージプログラムである。このプログラムを実施することのできるトレーナーを育成することを目的としているが、今回はパイロット事業であるため、地域別産業別労働組合の役員やナショナルセンターの関連部門担当者を対象に、今後の参加者を選定する側にプログラムを理解してもらうことを主眼として行われた。
セミナーでは、[1]CSR、国際的基準に関する導入、[2]生産性5S改善、日本の経験、[3]実際に職場を訪問しての5Sパトロール」、経営側も参加しての職場の改善提案、[4]実際の団体交渉を想定して模擬団体交渉、等を行った。参加者から「今回の経験を活かし、職場での生産性改善のセミナーを実施したい」等の感想が寄せられた。
月日 | 内容 | |
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09月07日 | 火 | 労使関係・生産性セミナー(1日目) |
09月08日 | 水 | 労使関係・生産性セミナー(2日目) |
09月09日 | 木 | 労使関係・生産性セミナー(3日目) |
09月10日 | 金 | 労使関係・生産性セミナー(4日目) |