(公財)国際労働財団主催 2023年度国際シンポジウムⅡ ビジネスと人権(責任あるサプライチェーン)~政労使の対応~
世界各国で人権に対する意識が高まってきています。
欧米各国では人権侵害やデューディリジェンスに関する法制化が進んでおり、労働界においてはUNIが、ビジネスと人権デューディリジェンスに関するツールキットや、ドイツ連邦サプライチェーン法に関するリスク分析ガイドを発行する等の対応を進めています。
日本においては、政府が「ビジネスと人権」に関する行動計画(2020-2025)やガイドラインを策定し、経団連も企業行動憲章を改訂しています。労働組合も、「ビジネスと人権」セミナーを開催するなど、労使の取り組みが徐々に進んできていますが、行動指針の普及や、労働組合が関与すべきとの認識は、労使ともに今後本格化させていく必要がある状況です。
公益財団法人国際労働財団(JILAF)は、2013年から厚労省委託事業にて、日系企業・事業所が多く進出しているアジア各国の労使を招き、当該国の労使関係、労働事情等に関する情報を日本の労使関係者他に提供するための国際シンポジウムを開催してきました。
今年度は、アメリカ、イギリス、イタリアの労使関係者を招き、ビジネスと人権(責任あるサプライチェーン)に関する各国の現状と課題、労働組合の取り組み事例報告も踏まえて、グローバルレベルで活動を推進していくためには、どのように実施していくのが良いか、議論していきたいと思います。各国の状況を理解・共有しておくことは、現地企業における今後の建設的な労使関係構築の一助になると認識します。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
開催日時 | 2023年11月29日(水) 13:30~17:00 |
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場所 | ベルサール神保町 ※ご来場・オンライン配信併用 |
お申込み | 下記の参加フォームからお申込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_huAhS-0nSyCPyRJRZ6sEIg ※ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
上記参加フォームからのお申込みについてのご質問等につきましては、下記、「お問い合わせ」までご連絡ください。 |
締め切り | 2023年11月20日(月) |
参加費 | 無料 |
主催 | 公益財団法人 国際労働財団(JILAF) |
お問い合せ | 公益財団法人 国際労働財団(JILAF) 労使関係開発・草の根支援グループE-MAIL:labourrelations@jilaf.or.jp |
- プログラム(予定)
13:30 | 開会 |
13:30 – 13:35 | (開会にあたっての事務連絡) |
13:35 – 13:40 | 主催者挨拶
理事長 相原 康伸 |
13:40 – 14:10 | 基調講演Ⅰ
「ビジネスと人権の現状について(仮題)」 田中竜介 ILO東京事務所プログラムオフィサー |
14:10 – 14:40 | 基調講演Ⅱ
「ビジネスと人権に関する厚生労働省の取り組み」 中村かおり 厚生労働省大臣官房国際課長 |
14:40 – 15:40 | 各国報告(予定)
<アメリカ> アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO) <イギリス> イギリス労働組合会議(TUC) <イタリア> イタリア労働総同盟(CGIL) <日 本> 国際労働財団(JILAF) ※上記の他、イギリス、イタリアの使用者側代表の参加も検討中 |
15:40 – 15:55 | 休憩 |
15:55 – 16:55 | パネルディスカッション
田中竜介 ILO東京事務所プログラムオフィサー 中村かおり 厚生労働省大臣官房国際課長 <アメリカ> アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO) <イギリス> イギリス労働組合会議(TUC) <イタリア> イタリア労働総同盟(CGIL) ※上記の他、イギリス、イタリアの使用者側代表の参加も検討中 |
16:55 – 17:00 | まとめ・閉会挨拶
専務理事 矢木 孝幸 |