JILAFタイ事務所だより(11月)

東南アジア・南アジア情勢

1.珈琲豆生産、2025年に100万トン目標(11月15日 ラオス)

  1. ラオス農林水産省は、2025年までに珈琲豆の生産量を100万トンに拡大する計画を発表。現在、珈琲豆の輸出は同国の財政にとって重要な収入源の一つとの見解を示している。
  2. 現在、主な珈琲豆の産地は、ラオス南部のチャンパサック(当財団SGRAラオス事業展開地)、セコン、サラワンの3地域であるが、さらに生産量を上げるため、今後は、北部での栽培促進を進める予定(ポンサリー県、シエンクワン県、ルアンプラバン県、フアパン県)。
  3. 現在、珈琲農家は、約2万世帯、さらに珈琲生産・販売に関係した労働に携わっている労働者は30万人とされている。ラオス政府は、適正な価格の珈琲販売(フェアトレード)を通じ、労働者の生活安定をめざしている。

(11月15日 ビエンチャンタイムズより抜粋他)

2.社会保険制度改革に向けた動き(11月30日 ベトナム)

  1. 11月24日、ハノイで「社会保険制度改革シンポジウム」が労働・傷病軍人・社会事業省とILO共催のもとで開催された。その中で、ファム・ビン・ミン副首相は、現在の社会保険制度の適用をインフォーマルセクター労働者へ広げる計画を発表した。
  2. チャン・ヒー・リーILOハノイ事務所所長(SGRA普及のためのベトナム出張時に当方が面談)は、「中小企業で働く契約労働者や雇用関係のないインフォーマルセクター労働者にも適用を広げるべき。フォーマル化や生活改善に向けては、社会保険制度の充実が必要不可欠」と発言し、当該制度改革をインフォーマルセクター労働者保護の観点等から後押ししていた。

(11月30日 Vietnam Newsから抜粋他)