2001年 マレーシアの労働事情

2001年6月13日 講演録

マレーシア労働組合会議(MTUC)
パリゾンビンサレー

全国電力株式会社合同従業員労働組合カパール支部長

 

最近の政治状況

 マレーシアの治安維持法により、10人の政治活動家が勾留されました。そのうち3人の活動家は釈放されましたが、残りの人たちはまだ裁判なしに勾留されています。

MTUCの主要な活動方針

 MTUCから従業員退職金制度委員会へ覚書を送りました。その中で以下の要望を行いました。

  1. 労働者の年金を民間の保険会社を通じて支払うという、最近の新しい年金制度を廃止すること。
  2. 労働者死亡障害給付金が3万マレーシアリンギットから2,000マレーシアリンギットに減額になった点について。
  3. 従業員退職金制度に払い込む従業員の払込料率を11%に維持すること。本人がそれ以下の料率を望んだ場合にのみ申込用紙に書いて提出する制度にすること。

活動方針を達成するための具体的な活動

 全国の従業員退職金制度委員会事務所の前でピケを張ることをMTUCは計画しています。ただ、マレーシアの首相がこれについて動き出したので、その後計画を延期することに決定しました。もう1点は、従業員退職金制度委員会へ、委員会が検討を完了するまでは先ほどの年金制度を一時停止することと、2000年7月1日以前の死亡障害給付金の額に戻すことを要望しました。