2004年 ラオスの労働事情

2004年6月2日 講演録

ラオス労働組合連盟(LFTU)
ビライ ボンカスーム

ラオス労働組合連盟 国際コーディネーター

 

LFTUの役割

 ラオス労働組合連盟(LFTU)はラオス人民民主主義制度の中の大衆組織です。中央から草の根レベルに至るまで、組織としてのネットワークを持っています。現在は、約10万人の組合員を擁しており、全国的に活動しています。そのうちの4万人は女性です。LFTUはラオスの憲法と法律に基づいて運営されています。そして、他の大衆組織と、民主主義と平等の原則に基づいて行動を調整し合っています。
 LFTUには、2つの主要な目的があります。第1は、連帯、教育訓練、動員、そして労働者の権利と利益を擁護することです。第2の目的は、国際的な労働組合組織と広く協力することです。その原則は、平和、独立、友好です。
 私の国の現在の全体的な状況ですが、ラオス人民民主共和国は、南東アジアの5つの国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、中国に囲まれており、長い名前を短くしてLaoPDRと呼んでいます。LaoPDR、つまりラオス人民民主共和国は、内陸国であり、農業国です。ラオスの国土面積は、約23万6,800平方キロメートルで、約500万人の人口を擁しています。内陸国という日本語は、英語ではlandlockedですが、英語だと、鍵で締められ、内側に閉じ込められているというイメージがありますね。しかし、現在ラオス政府は、外国からの投資に開放する政策をとっています。ただし、外国の投資家は、ラオスの法律に従って経営しなければなりません。