2005年 スリランカの労働事情

2005年7月27日 講演録

セイロン労働者会議(CWC)/スリランカ
カライマティー ペルマル

セイロン労働者会議 青年コーディネーター

 

労組組織とその活動

 CWCには20万人の労働者が加盟している。最大の組織であるプランテーションの組合員の多くは女性であり、CWCの組合員は女性が過半数を占めている。スリランカの労働者数は610万人で、公共部門は終身雇用制が機能していたが、民営化の進行やインフォーマルセクターの増加でいろいろな影響を受けている。労働紛争法と呼ばれる法律の下、最近はストを伴うような大型の労使紛争は減少の傾向にある。
 社会保障では失業保険はまだ実質的なものではなく、事故・災害に対しては労働補償法があるが、医療保険は一般的なルールとしては存在していない。
 CWCは、プランテーションセクターにおいて主導的な活動を行い、産休手当、特別手当を実現した。最低賃金は180ルピー/1日だが、紅茶とゴム園では国の取引価格に賃金がスライドする条項も協定し、現在は200ルピー以上の賃金が支払われている。
 コーディネーターとして、若い男女の労働者に自覚を促し労働組合への認識を高め、組合の力を強化していくことが私の任務である。