2006年 ウズベキスタンの労働事情

2006年2月1日 講演録

ウズベキスタン労働組合連合(TUFU)
ビビラジャブ・ムハメドワ

ブハラ地域労働組合評議会会長

 

 ウズベキスタン労働組合連合(TUFU)は、1990年2月に設立された。構成は、14の産別、14の地方労働組合、59の州労働組合、240の都市の労働組合、28,000の末端組織が入っており、その中には有給の委員長がトップとなっている組織が2,000にのぼる。全国的には約600万人の労働組合員がいる。TUFUの主な目的は、組合員の労働、社会、経済、知的権利、利益保護となっている。
わが国は主権民主主義共和国であり、大統領制である。2004年12月に議会は1院制から2院制に移行した。2院制議会となったため、議員、政党及び社会組織が積極的に立法活動に参加できるようになった。労働組合は、国家、政党から独立して、労働者の利益のために、憲法及び労働組合の権利と保障に関する法律に従って活動をしている。
 社会における協力の基礎は、社会パートナーシップの原則の実現を目指した政策であると労働組合は考えている。
わが国の経済は、2004年度のGDPは7.7%で、12兆1895億スムであった。GDPに占める中小企業の割合は、3.5%であり、工業生産高の成長率は、9.4%、生活必需品の生産量の増加は、13.4%。それ以外の必需品の生産量は、18.6%の増加となっている。インフレ率は、3.7%、国家予算の赤字率は0.4%となっている。
 貧困対策と教育保険については、2005年38の病院と保養所に関し、大改革が行われた。93の医療保険施設に最新の医療設備が導入され、多くの患者を受入れられるようになった。新しい診療所が農村に210設置された。2つの医科大学を基礎にタシケントに医学アカデミーも設立された。また、3つの医科大学が新設された。これの成果として、2004年度に比較して乳幼児の死亡率が、7.4%減少、母親の死亡率も6.8%減少している。
 国内では、11の医療スクーリングセンターがあり、気候が厳しい地方については、医療サービスグループが車輪を使用し、2万人以上の人々が健康診断を受けられるようになった。児童キャンプ健康コースには、24万7千人の児童が参加している。
 特別に、身体障害者の子どもや低所得者の子どもに対し、無料の健康診断を行った。また、児童基金(ソグロムアボヒトウチュン)の支援により、280人の身体障害の子どもに対し、整形手術を行った。特別医療センターでは、身体障害者、戦争参加者、労働英雄等の人たちへの治療が行われた。医療に関係する(マルチメディアプログラム)保険の年(福祉年、医療従業者の年)というプログラムが策定され、11月までに実現を目指し、多くの補助金が支出されている。
 2000年度には、医療施設内に、1万2,600平方メートルの土地が提供され、一般教育の学校が設立された。国際的舞台で活躍できるようにする、グローバルユニオンに入る努力を行う。
 2006年は、総選挙が行われるが、TUFUは大会で労働者を守るための効率的に政治勢力を利用するため、チェチェン陣営を支持することを決定した。