2004年 トーゴの労働事情

2004年7月14日 講演録

トーゴ独立全国労働組合(UNSIT)
コジョヴィ デラト ミソデ

トーゴ小売・卸業自由労働組合
組織・人材育成担当兼UNSIT副事務局長

 

所属組織での活動

 私はトーゴ独立全国労働組合(UNSIT)の副事務局長として組織・人材育成・インフォーマルセクターを担当しています。
 私の出身組織はトーゴ小売・卸業自由労働組合で、その中でも特に組織と人材育成を担当しています。この組織は労働組合活動を進めていく上でありとあらゆるものが不足しているため、ナショナルセンターであるUNSITからさまざまな支援を受けています。特に労働者教育、組合の情報化などについて、UNSITからの支援を受けて活動を展開しています。
 さまざまな労働組合活動を展開しているわけですが、特に企業委員会での労働者代表の選出、企業委員会での交渉、特に労働者の職場における労働条件や生活条件の拡充などについて交渉しています。職場における安全衛生も重要な課題です。あるいは日常の組織化にも取り組んでいます。また、組合間の友好関係を図ることも課題です。

UNSITの取り組み

 ナショナルセンターUNSITの取り組みは、労働者の利益を最も効果的に保護するために組織化を図り、教育を行って人材を育成することです。UNSITは大変若い組織で、1991年の設立ですから、まだ13年ほどしかたっていません。そのため、目標を実現するのには大変困難を抱えています。
 特に以下のような大きな困難を抱えています。まず、政治的な圧力があること、組合員への当局からの弾圧があることです。次に専門家の不足、また資金不足、組織化の問題です。こうした困難を抱えてはいますが、独立、民主的な参加、労働者の保護、民主的な労働運動という高い理想を掲げています。
 組合員教育として、さまざまなセミナー、ミーティング、あるいはワークショップ、交流会などを頻繁に開催しています。
 UNSITは経済のグローバリゼーションが弱い者に悪影響を及ぼしていることに反対し、闘争を展開しています。また、人権や国際労働基準の違反に対しても闘っています。
 UNSITは、情報機器をぜひ取得したいと考えています。情報機器を入手したい目的は、労働組合の新聞「ラビージーサンディカール(労働組合の目)を発行するためで」す。新聞の発行により、さまざまな情報を組合員の中で共有しようと考えています。
 トーゴという国はさまざまなものが不足している国です。この10年というもの、大変な困難を抱えてきました。