2009年 ガボンの労働事情

2009年1月28日 講演録

ガボン自由労働組合連盟(CGSL)
フラヴィアン・インバンダ

飲料関連労働組合副書記長兼CGSL青年委員会委員長

 

1. 労働情勢

 ガボン自由労働組合同盟(CGSL)には19の産業別組織が加盟し、組合員数は19,000名である。また、9つの地域組織(全国すべての地方)が加盟している。CGSLは行動目標として[1]労働者の社会的権利の擁護、[2]都市部と地方の格差の是正を掲げている。
 ガボン共和国は複数労働組合主義を採用しており、ナショナルセンターとしてはCGSLの他、ガボン労働組合総連合(COSYGA)がある。

2. 現在直面している課題

 物心両面における労働者の社会的権利の擁護、および都市部と地方の格差是正。
 より良い生活の実現のための雇用確保。

3. 課題解決に向けた取り組み

 ソーシャル・ダイアログを促進するための諮問機関としての審議会を設置するよう、政府に要求。

4. ナショナルセンターと政府の関係

 ナショナルセンターと政府の関係は、なかなか難しい。ナショナルセンターはそれぞれ、政府や経営者団体とストや職場放棄の前後などに交渉することが出来る。しかし、交渉が続くばかりで、結果が得られることはない。実際はしばしば、国家元首の干渉により終焉する。

5. 多国籍企業の進出状況

 ガボンの歴史を見てみると、以下の国際的な企業が進出してきた。
 SDV、SBORAGA、 SNAT、GETMA、COMILOG、CIMGABON(セメント)など。