2007年 ブルキナファソの労働事情

2007年11月14日 講演録

ブルキナファソ労働組合連盟(CSB)
Sophie Ouattara

 

組織状況

 わが国の労組は2000年頃から漸次設立されてきた。主なナショナルセンターは、CGTB、CNTB、CSB、FOUNSL、ONSL、USTBの6組織で、一つの評議会をつくり、組織名のアルファベット順にこのセンターの評議会の会長を4カ月任期で持ち回りしている。あとは、この規則を文章化する作業が残っているだけである。
 ほかに、独立系の労組がおよそ15あり、私たち評議会と定期的に会合し、基本路線、共通課題を討議して、最低限の協調関係が保たれている。例としては5月1日のメーデーでは、すべてのナショナルセンターで一つのプラットフォームを策定し、共通の要求を提起するということをしている。

直面する課題

 特に雇用問題があげられる。現在、労働者は比較的不安定な状況に置かれているが、これは自治経済が脆弱なところへ国際金融機関から押付けられる経済改革のせいで、雇用状態の悪化は失業・貧困・治安悪化に現れている。
 また、新しい現象を伴う困難な問題は、組合員の労組離れ、そして労組の資金源悪化がある。問題解決には、各労組が組織化戦略を見直し、労働者の組合復帰を促して労組の財政基盤強化を図る必要がある。それには、マイクロ・クレジットの活用、社会保障充実に加え、指導者不足の問題も挙げられる。
 また、グローバリゼーションにともなうネガティブなインパクトとしては、会社倒産・工場閉鎖などによる大量解雇があるが、これらはしばしば民営化が引き金になっており、突然の操業停止が起こっている。加えて「PAS」と呼ばれる構造調整プログラムによって、労働者の購買力が継続的に非常に低下しており、人や物に対する治安悪化、雇用不安定、労組加入への恐れ等々もある。