2005年 ブルキナファソの労働事情

2005年11月16日 講演録

ブルキナファソ自由労働組合全国組織(ONSL)
アマドゥシディベ

執行委員兼電気設備設営労組委員

 

 私は、ブルキナファソというアフリカ大陸の東側に位置する国からやってきた。ブルキナファソとは、統合された人々の国という意味である。
 私は、ブルキナファソ自由労働組合全国組織(ONSL)の単組であるエレベーターなどビル設備関係を管理する会社の組合を代表している。単組に属しているので、私の組合活動・労働運動活動は、やはり主に単組レベルの話になる。
 活動の内容として、重要なものを幾つか挙げる。個別的あるいは集団的紛争の際の労働者への支援である。また、労働法関係の研究や情報収集、労働監督局における法律の解釈等である。一般的な社会問題の調査、例えば死亡あるいは結婚、出産等の調査も行っている。これらの活動により、労働者への奉仕を進めようと思っている。また、月に1度、経営側との会合を持つようにしている。単組レベルでの大会の開催、組織、それからエイズ対策のための委員会への参加、労働法や労働組合に関する労働者の教育、啓発も行っている。さらに、様々な組合からの組合費徴収、それから労働運動の活動、例えば団体交渉やストライキ、あるいは座り込みなどの組織、ONSLやその他の労働組合組織が組織するセミナーへの参加も行っている。
 日常、私たちは活動を行う上で様々な問題について直面している。
 ONSLは組合員教育に力を入れているが、残念ながら、まだ不足している。また、解雇された同志への金銭的援助も欠如している。労働紛争についての支援の問題もある。ONSLは労働者教育の一環として様々な資料を用意しようとしているが、不足している。労働組合幹部、あるいは上部とのコミュニケーションの困難、労働運動家の組合活動と企業内での職業との両立も難しい。