2004年 ブルキナファソの労働事情

2004年7月14日 講演録

ブルキナファソ労働組合連盟(CSB)
レオナタ ニキエマ

ブルキナファソ電力エネルギー労働組合 人材育成担当兼CSB女性委員

 

所属組合の活動について

 まず、ブルキナファソ労働組合連盟(CSB)の活動について、次いで私が活動している電力エネルギー労組の活動について申し上げます。
 ブルキナファソ労働組合連盟(CSB)の主な目的は、労働者の利益を守ることです。労働者の利益を守るためには、労働者自身が結集して同じ視点を持って同じ舞台に立ち、統一的な行動を展開することが何よりも重要です。そういう観点からCSBは労働者教育を重視し、それを企画する教育部門を持っています。つまり全国レベルで労働者を教育し研修を行っています。
 私は電力エネルギー労組においてトレーナーの役目をしています。仲間を訓練する担当で、労働組合に関連する様々な問題について教育・訓練を行い、新たなトレーナーを育成しています。
 私は電力エネルギー労組の副事務局長として、様々な会議・会合などのアレンジを担当しています。ナショナルセンターのブルキナファソ労働組合連盟(CSB)レベルでは、女性委員会の委員として女性の権利、男女平等などの問題にかかわっています。
 活動の中には組合員の結婚、また葬儀などがあればその組合員を支援し組合員同士の連帯感の強化に努めています。
 もちろん組合員からは組合費を徴収していますが、わずかなお金でも稼げるような活動も企画しています。例えばいろいろな機会を利用して、何か物を売ることによりお金を得る活動です。国内の各地に出かけ、そこで地方の方々と料理を囲みながら会話をしたりして、いろいろなコミュニケーションを図るようにしています。

ブルキナファソの労働状況

 ブルキナファソにおける大きな問題は雇用の問題です。多くの企業が閉鎖に追い込まれ、多くの労働者が失業状態にあります。その失業者に対しても補償の手段もない状態です。
 また、民営化の問題も抱えています。私が働いている企業でも、現在民営化の方向で検討されていますが、民営化するに当たって現在の雇用は維持されると言われてはいますが、実際ふたをあけてみると果たしてその雇用が維持されるかどうかは疑問なので、様々な雇用の確保、それを失わないためにはどのような可能性があるかということを議論している状況です。これが私にとって一番の懸案事項です。