2003年 ボツワナの労働事情

2003年10月1日 講演録

ボツワナ労働組合連盟(BFTU)
ピア ニャンドロ

ボツワナ商業・一般労働組合 中央執行委員

 

国内の状況

 まず、最近の政治経済状況について報告します。現在ボツワナ政府は、公共部門の幾つかを民営化する過程に入っています。例えば エア・ボツワナ(ボツワナ航空)であります。もしそれらの民営化が実現しますと、大量の失業者を生み出し、とてつもない失業率の上昇をもたらす可能性があります。ご存知のようにボツワナは小さい国です。2001年の人口概算数は170万人です。ボツワナは、HIV・エイズ感染症によって最悪の影響を受けている国の1つです。このために死亡率は上昇しました。特に18歳から35歳の若者が一番強い影響を受けています。
 ボツワナでは政府と労働組合運動との相互関係が改善してきています。これは政策レベルにおいてもそう言うことができます。お互いに議論をする機関、あるいは政策決定、意思決定機関において、例えば議会などにおいて関係が改善されてきました。
 女性の参加にも幾らかの進歩がありました。しかしながら、女性の社会的地位の向上のためにはまだまだやるべきことが沢山あります。

BFTUの具体的な活動

 BFTUは政府との二者協議で、政府がもっと外国からの投資を引きつけるように、誘致できるように努力すべきであると圧力をかけています。
 もう一点、現在私どもが強調している政策は、HIV・エイズについての意識向上キャンペーンであります。政府に対しては、人々が自主的にカウンセリングを受け、エイズのテストを受けるようなプログラムをもっと強力に推し進めるように、また政府が抗レトロウイルス薬等を無料で患者に提供して、治療をするようにと要求しております。