2006年 サントメプリンシペの労働事情

2006年9月27日 講演録

サントメプリンシペ労働組合全国組織(ONTSTP-CS)
アマドゥ・ダ・グラサ・ディオニージョ

ONTSTP-CS中央執行委員

 

国土・人口・政治体制等

 面積1,001km2の火山性列島で、2つの主要な島から成り、人口は約14万人。大多数が若年層で人口の66.6%が25歳以下、貧困は全人口の53.8%、極貧層は人口の約15%に達している。農業国だが、近く石油開発が進められる。

労働組合全国組織の主要目的

1. 労働者の権利、利益、要望を擁護する。
2. 組合運動の一体性、独立性、民主性を守る。
3. 人類の平和と社会発展のある将来のために、全労働者の一体性、協力、国際連帯を推進し、拡大し、発展させること。

組合組織構成メンバー

[1]一般の労働組合、[2]社会職業的な協会、[3]企業、サービス業、NGO内の組織労働者グループ、[4]非公式に組織されたセクターの労働者で、組合数は19、組合員数3、330名で、うち女性が31%。

組織機構

議決機関=総会、中央委員会、執行機関=事務局長、全国委員会、執行部、監視委員会、規律委員会。

組合の歴史

第一段階=1979年から1989年の10年間に組織化のための全国委員会創設。
第二段階=1989年、私どもの組織、ONTSTP設立の決議。
第三段階=同年、臨時全国大会で、結成を正式決議。結成当初からの諸困難を乗越え、1990年以降、現メンバー加盟で安定した。

主要な活動経過

 労働関係法起草への参加では、[1]安全衛生、[2]新労働法、[3]新社会保障法、[4]ストに関する法律、[5]組合の自由に関する法改正。このほか、政府の9件の協定修正に貢献した。

今後の課題

[1]国の最低賃金設定、[2]国家社会整備評議会よく機能するよう政府当局に圧力をかけていく、[3]労働裁判所の創設。