連合「第86回メーデー中央大会」が開催される

 連合「第86回メーデー中央大会」が4月29日、東京・代々木公園で開かれ、組合員4万人が結集した。
 中央式典では、主催者を代表して連合・古賀会長があいさつ。「5月に企業の派遣労働利用に拍車をかける派遣法『改正』案、8時間労働制の適用除外を広げる労働基準法『改正』案の審議が正念場を迎える。全ての働く者のために立ち上がり行動することを呼びかけたい」と、全国の組合員に発信した。
 続いて病気治療中の岡田克也民主党代表の代理で出席した枝野幸男幹事長は、「三度目の(派遣法改悪)廃案に追い込むために総力を挙げる」と決意を述べた。
 政府代表は塩崎恭久厚生労働相があいさつしたが、舞台裏ではデモ隊の「塩崎辞めろ」のシュプレヒコールが響いた。同相は4月20日の経済団体との会合で、8時間労働制の適用除外を広げる労働基準法『改正』案について「まずは対象者を厳しく狭めて『残業代ゼロ制度』を創設し、その後導入要件を緩めていくことの是非を話す流れで、『とりあえず通す』『ぐっと我慢していただいて』」と出席していた経営者に語っていたことが明らかになり、批判が高まっている。
 非正規労働者の代表で、KDDI労働組合の斉藤恵美さんが発言した。同労働組合は今春闘で、正社員を上回る4800円の賃上げを獲得している。斉藤さんは「安心して働ける社会の実現に向け、自ら行動することが大切。共に頑張りましょう」と語った。
 また、メーデー会場で4月25日に起きたネパール地震支援金の募集を、国際労働財団(JILAF)とともに行うことを参加者に訴え、最後にメーデー宣言を採択し、「団結ガンバロー」を三唱し、中央式典を閉会した。
 メーデー会場では、構成組織とNGO・NPOの活動紹介が行われ、JILAFもブースを出展。事業紹介とともに、ネパール地震被害への支援を呼びかけ、多くの参加者の協力が得られた。

連合・古賀会長が主催者代表あいさつ

JILAFのブース

ネパール大地震の支援を募る