国際シンポジウムを開催

 国際労働財団(JILAF)は2月18日、東京・ベルサール神保町で、アメリカ、フランス、スウェーデンの労働組合指導者を招き、「グローバル経済の拡大、日本の小売業の魅力と課題」をテーマにシンポジウムを開催し、労働組合、企業、研究者、学生など48人が参加した。
 開会冒頭、JILAF南雲理事長は「グローバル経済、グローバル市場の拡大が進むにつれ、先進国は雇用面で非正規化、途上国においてはインフォーマル化が進み、雇用の不安定化、富の偏在、格差の拡大、将来不安が世界的な問題となっている。労働者の意識や働き方に対する価値観が多様化する中で、公正な社会とディーセント・ワークの実現を図るためにはどうすべきなのか。本日は我が国と、お越しいただいたアメリカ、フランス、スウェーデンの労働組合幹部の方のご報告をもとに、参加者のみなさんと流通・小売業における課題の議論を深めたい。」と挨拶をした。
 次に、國學院大學経済学部 教授・副学部長本田一成氏より、「グローバル社会における日本の流通・小売業の現状と課題」をテーマとする基調講演を受けた。
 その後、アメリカ、フランス、スウェーデンの流通関連労働組合幹部から、各国の流通・小売業の現状と課題の報告がされ、最後にJILAF團野専務理事がまとめを行い、シンポジウムを終了した。

【当日プログラム】

主催者挨拶
南雲弘行国際労働財団(JILAF) 理事長

基調講演
「グローバル社会における日本の流通・小売業の現状と課題」
國學院大學経済学部 教授・副学部長本田一成 氏

アメリカ報告
アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)
国際関係・企画協議会部長
サラ アン マイヤー氏

フランス報告
フランス民主労働総同盟(CFDT)
連盟書記
キヤロル ミッシェル ルネ デシアノ氏

スウェーデン報告
スウェーデン全国労働組合連盟(LO)
執行委員
ラルス エリク ダニエル カールステッド


パネルディスカッション

パネラー:
アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)
フランス民主労働総同盟(CFDT)
スウェーデン全国労働組合連盟(LO)
UAゼンセン吉岡 敦士 中央執行委員

コーディネーター:
村上 陽子 総合局長
(連合非正規労働センター) 

まとめ
團野久茂国際労働財団(JILAF) 専務理事

閉会


【当日の講演録】
基調講演「グローバル社会における日本の流通・小売業の現状と課題」まとめ
アメリカの小売業の現状と労働雇用について
フランスの小売業の現状と労働雇用について
スウェーデンの小売業の現況と雇用労働について

会場のようす

基調講演をする國學院大學経済学部本田教授

パネルディスカッションのようす