インドネシア・雇用安定およびキャパシティビルディングセミナー

 国際労働財団(JILAF)とインドネシア労働組合総連合(CITU)が共催する「雇用安定/キャパシティビルディングセミナー」を2月21~24日、西ジャワ州・ボゴールで開き、CITU加盟9産別の40歳以下の若手組合リーダー30人が参加した。
 本セミナーはCITUの組織基盤の強化や結束を図り、人材育成を図ることを主な目的としている。
 今回のセミナーでは、[1]インドネシアの労働事情[2] 労組の役割と必要性[3]社会保障[4]労働法改正[5]グローバル・ジョブズ・パクト[6]日本の労働組合の機能と役割の紹介――等、基礎的な講義とともに、グループ討議が行われた。
 セミナーで特に関心が高かったテーマは、インドネシアの労働組合が共闘で取り組んでいる社会保障制度(JAMSOSTEK)の改革であった。講師を務めたのは、社会保障改革委員会(SSRC)のメンバーである、インドネシア金属労働組合連合会のリドワン・モノアルファ副会長が努めた。改革の柱として、[1]国有企業を民間の信託基金として管理すること[2]保障対象をすべての国民とすること[3]老齢年金等を含むサービスの拡充――等を強調し、参加者もこれに賛同した。
 参加者からは、「このような学習と議論の機会がもっと必要である」「セミナーで学んだことを出身産別・単組に持ち帰り仲間に報告したい」などの意見が寄せられた。
 閉会式では、CITU・モシイ会長より「次世代を担う若いリーダーが高い見識を持ち、わが国の労働運動の発展のため、これからもさまざまな経験を積み、労働者のための活動を展開することが重要である」と参加者への期待が述べられた。

日程

月日内容
02月21日CITUとの打合せ
02月22日セミナー1日目
02月23日セミナー2日目
02月24日セミナー3日目

参加者の様子

開会式の様子

討議内容を発表

JILAF講義の様子

社会保障制度改革の講義

修了証の授与

セミナー参加者たち