インドネシア・職場の環境改善セミナー

 国際労働財団(JILAF)とインドネシア労働組合総連合(CITU)が共催する「職場環境改善セミナー」を10月15~10月17日にリアウ諸島州・バタム島にて、10月19~10月21日、南スラウェシ州・マカッサルで開き、CITU加盟組織から計48人(バタム25人、マカッサル23人)が参加した。
 インドネシアでは、2005年より職場環境改善事業を導入しており、すでに自立的発展段階にある。過去6年間で職場での環境改善活動を指導できる数多くのトレーナーが育成されており、今後はCITUによる自主的な事業展開を促すため、今回をもってJILAFによるセミナーは終了となる。
 最終回となる今回は、[1]参加者自身による改善事例の共有[2]業種別チェックリストに基づく職場見学[3]6領域における事例研究と討議[4]改善提案[5]アクションプランづくり――などを行った。

インドネシアでの成果
 CITUとの連携にもとづく6年間の取り組み成果として、[1]各職場における自主的活動の実践[2]低コストで実効性あるリスク低減策の提案および職場環境改善に寄与できる手法の導入[3]トレーナー育成を通じたCITUの組織基盤強化への貢献――などが挙げられる。
 その一方で課題も残されている。本事業を通じて育成したトレーナーをCITU本部が地方支本部や加盟産別との連携のもと、いかにフォローし活動を継続させていくかという点である。今後はJILAFによる財政支援が終了するため、CITUのより一層の創意工夫が求められている。JILAFはCITUの自主的な活動を促し、モニタリング等の実施を検討していく。

日程

月日内容
10月15日CITUとの打合せ、工場事前訪問
10月16日セミナー1日目(工場訪問/製造業チェックリスト作成)
10月17日セミナー2日目(全産業用モジュール作成)
10月18日セミナー3日目(全産業用チェックリスト作成)
10月19日CITUとの打合せ、病院事前訪問
10月20日セミナー1日目(病院訪問/チェックリスト作成)
10月21日セミナー2日目(全産業用モジュール作成)
10月22日セミナー3日目(全産業用モジュール作成)

参加者の様子

ゲームを取り入れて学習

活発な質疑応答

病院訪問

工場訪問

参加者は優れた改善事例を投票で選ぶ

セミナー参加者たち