タイ・HIV/AIDSトレーナー育成プロジェクト フェーズ3(2期生労使協力中間セミナー)

 国際労働財団(JILAF)は、外務省「日本NGO連携無償資金協力事業」の支援を受ける「タイの職場におけるHIV/AIDSトレーナー育成プロジェクト フェーズ3」について、2期生の労使協力中間セミナーを3月5~7日にタイ・サムットプラカーンで開き、24人が参加し、第1期生がセミナーをサポートする。
 主催者を代表してJILAF・熊谷副事務長が「HIV/AIDSはタイにとって重大な問題のひとつで、労使の対話による対策を推進し、ASO(タイ政府による、HIV/AIDSへ正しい取り組みを行う企業への認証制度)取得や地域への啓発活動を行うことで多くのことを学んでほしい」とあいさつ。継ぐに参加者を代表して第2期生・Mr.アットは「タイのHIV/AIDS問題に取り組んでいるJILAFの協力に感謝したい。われわれはこれからも多くの知識と経験を積むことにより、職場でのHIV/AIDS問題に取り組める優秀なトレーナーになるように努力していきたい」と決意を述べた。
 セミナーでは、[1]HIV/AIDSに関する労働組合の活動と方針(熊谷副事務長)[2]「労使協力によるASO申請(GPO製薬労使・エラワン労使)[3]HIV/AIDSに関する労働組合とNGOの協働の取り組み」(JIALF・井上グループリーダー)[4]現場訪問・サムットプラカーン病院――などを行い、グループワークやディスカッションを通し、今後の労使での対話やコミュニティへの進出の手法を学んだ。最後に参加者は今後の行動計画を作成し、タイにおけるHIV/AIDSに対する取り組みを展開することを意思統一した。
 また、今回のセミナーでは第1期生対象のセミナーを実施しなかったが、ペアとなって3回の地域セミナーを主体的に開き、JILAFもセミナーの様子を視察した。それぞれ、コミュニティの首長と連携すると共に、開催地もウタイタニー県・ノンタブリー県・バンコクと多岐に渡っており、1期生のHIV/AIDSに関する活動が草の根に広がっていることを確認することができた。
 フェーズ1から3へと実施してきたJILAFのHIV/AIDSプロジェクトも、2011年7月予定のセミナーで終了予定である。

日程

月日内容
03月05日第2期生・労使協力中間セミナー
03月06日第2期生・労使協力中間セミナー
03月07日第2期生・労使協力中間セミナー

参加者の様子

経営陣と組合側によるHIV/AIDSへの取り組みに関する講義

熊谷副事務長による講義

コミュニティセミナーにおけるゲーム「水の交換」