先進国チーム

2月17~2月23日の日程で、アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)、イギリス労働組合会議(TUC)、ドイツ労働総同盟(DGB)の3組織から計5人を招聘した。

 国際労働財団(JILAF)は、「経済のグローバル化と格差」というテーマの下、経済成長の一方で労働者への利益配分に歪みがある現状や、格差是正のための各国労働組合の取り組みについて情報を共有することを目的に国際シンポジウムを開催し、約100人の労働組合関係者、有識者などが参加した。
 日本総研調・山田久査部長による基調講演では、デフレ経済脱却のためには労働者の賃上げが必要であることや、春闘改革の意義が強調された。続いて、それぞれの労働組合指導者から、各国で拡大する富裕層と貧困層間の格差の現状が分析されるとともに、公平な累進課税制度の導入、通商政策への労働権の導入、サプライチェーンやコミュニティーごとの組織化、派遣労働者に関する再規制など格差是正の方法が提案された。
 シンポジウムの前日には、日本のデフレ経済の現状と課題について講義を受け、①不況の長期化と国際競争激化による企業の賃金抑制等の継続②非正規労働者数の急増③正規労働者と非正規労働者の賃金格差の存在――という課題について学び論議を深めた。また連合本部および連合宮城訪問を通じて、非正規労働者の増加や賃金格差に対する連合の取り組みについて知識を共有し、①法の改正②賃金交渉力を高めるための組織化③格差問題というグローバル化の負の側面を克服していくための包括的な政策・制度要求――などについて活発に意見交換をした。研修を終えるにあたって各国労働組合指導者は、グローバルに企業活動展開される中、労働者もグローバルに連帯を深めていく必要があるとの認識を共有していた。

今回ご協力いただいた関連機関一覧

連合宮城

皆さまどうもありがとうございました。

先進国チーム参加者

アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)

1.氏 名Ms. Celeste Eileen Darke
セレスティ エイリーン ドレイク
 所 属アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)
 組合歴8年

アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)

2.氏 名Ms. Sarah Lewis
サラ ルイス
 所 属アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)
 組合歴3年

イギリス労働組合会議(TUC)

3.氏 名Mr. Ian Woodland
イアン ウッドランド
 所 属ユナイト労働組合(UNITE)
 組合歴7年

ドイツ労働総同盟(DGB)

4.氏 名Ms. Barbara Anna Adamowsky
バーバラ アンナ アダムスキー
 所 属ドイツ労働総同盟(DGB)
 組合歴15年

ドイツ労働総同盟(DGB)

5.氏 名Mr. Matthias Anbuhl
マティス アンブル
 所 属ドイツ労働総同盟(DGB)
 組合歴10年

参加者の様子

国際シンポジウムで発言する参加者

国際シンポジウムで発言する参加者

連合会館前

連合・古賀会長との意見交換

連合宮城との意見交換

髙木理事長との意見交換