NTUC-I/JILAF非正規学校教師研修および運営会議の開催

 国際労働財団(JILAF)は、独立ネパール労働組合会議(NTUC-I)と協働で運営している9校の非正規学校の運営会議を7月2~3日、ネパール・カトマンズで開き、教師および学校運営関係者約40人が参加した。また、学校運営会議に先立ち、各校の教師のスキルアップを目的とした教師研修を6月29~7月1日、カトマンズで実施した。
 JILAFは、インドとネパールにおいて現地ナショナルセンターと協同で8~14歳までの“最低限必要な教育からも見放された貧困層の子どもたち”を対象に、非正規学校を運営し、基礎教育を提供。最終的には、公立学校に編入させることを目的としている。
 1996年に開始した本事業は、2007年まで1年間または9ヵ月間の基礎教育コースを実施し毎年卒業生を送り出していたが、2008年度より3年制を導入した。2011年度に新入生を迎えた各学校は今年5月より2年目の運営に入っており、生徒たちは元気に学習を継続している。
 教師研修では、バクタプール郡の非正規教育センター(ネパール政府運営の非正規学校の管理・運営を実施している機関)より講師を招き、5教科(国語、英語、理科、社会、算数)の教授方法や生徒を授業に集中させる方法などについて学習し、教師より「生徒の学習意欲を高めるための手法を学べたことは非常に有意義であった」「今回の研修で学んだことを生かし、より効果的な学習環境を作っていきたい」などの感想が聞かれた。
 学校運営会議では、前年度の運営総括を行なうとともに、新年度の運営方針について論議を行なった。また、学校運営規則の見直しを行ない、NTUC-I本部や各校を直接管理するNTUC-Iの各支部、教師などの役割を明確化し、各人の役割と責任を果たし、より良い学校運営のために事業を展開することを再確認した。

参加者の様子

團野専務理事による教師研修の開会あいさつ

NTUC-I・バスネット会長によるあいさつ

学習する子どもたち